履歴書・エントリーシートの文字表記で注意すべきこと
履歴書やエントリーシートを書くとき、気を付けたいのは文字の表記です。ここができていないと、
・読みにくい
・常識、ないの?
・あれ?ちょっとバカなの?
という評価をされてしまう可能性があります。
正しい文章になっているかどうかチェックしよう
誤字脱字が無いか、ということについては当然すぎることなので詳しく述べませんが、それ以上に、書いた内容が日本語として正しい文章になっているかも確認してください。
たとえば、「~~ですが、~~ですが、○○です」みたいに逆接の接続詞が続くような文章だったり、「わたしのモットーは、人がイヤがることを言いません」のように主語に対して述語がおかしいねじれ文だったり、おかしな日本語を使っている人はけっこういますよね。
読み返してみて、スムーズに読めない文章があればそれはどこかおかしいはずですので、できれば文章の上手い人や先生にチェックしてもらった方がいいでしょう。(あまり文章が得意でない人は、おかしなところに気づかないこともあるからです)
数字や英語の表記は統一しよう
また、表記方法がバラバラになっているのも問題です。
たとえば、あるところでは「123」と算用数字を使っているのに、別のところでは「一二三」と漢数字を使っていることもあるかもしれません。基本的に、履歴書やエントリーシートは横書きですから、漢数字ではなく算用数字で統一するのがいいでしょう。
また、英語の表記も注意が必要です。たとえば、facebookと書いていたりフェイスブックと書いていたりとバラバラになっていると、統一感がありませんよね。外国語についてはアルファベット表記にするのかカタカナ表記にするのか、もしくは「アルファベット表記(カタカナ表記)」というようにカッコ書きを使用するのか、自分で考えて統一しましょう。
ちなみに、氏名のふりがなを書く際にも、ひらがなで「ふりがな」と書いてあればひらがなで、「フリガナ」と書かれている場合はカタカナで書くようにしてくださいね。
斜めにずれないようにしよう
志望動機など、広い欄に文章を何行も書く場合は、だんだん文字が右上がりになったり右下がりになってしまうことがあります。これは見栄えが良くありませんので注意しましょう。
文字をきっちり真横に書くには、鉛筆でラインを引いておくのがおすすめです。定規でしっかり幅を計った上で、ちょうどいい行間をとりながら鉛筆で線を引けばキレイに書けますし、鉛筆ならシャーペンと違って跡も残りにくいので消したらキレイな仕上がりになりますよ。
斜めにずれているとそれだけでなんとなくだらしない印象になりますから、十分に木を付けてくださいね。
履歴書を書く際には、これらのことに気を付けて書いておくと見た目が良くなり、印象が良くなります。もちろん一番大事なのは書かれている内容ではありますが、見た目による印象の大きさも侮れないので、ぜひ意識してみてくださいね!