派遣登録後に採用してもらう4つの方法
これだと思った求人が派遣スタッフの求人だった場合、派遣登録後に選定され、採用不採用が決まります。
この選定、人気の求人情報であれば採用までの道のりは簡単ではありません。
しかし採用を勝ち取るコツはちゃんとあります。
ここではその方法を4つのポイントに分けて紹介していきますね!
思った以上に大切なのが第一印象!
第一印象を良くするのは基本です。
これは誰もが知っていることですが、「知っているだけの人」と「実践できている人」で大きく結果が違ってきます。そして意外と「知っているだけの人」が多いのです。
■服装
登録会時に適切な服装とは何でしょう?
スーツ?私服は有り?ここで一番無難なのが、オフィスカジュアルです。いわゆるスーツより堅苦しくないけど、ジャケットやシャツなど着用できちんとしている、という服装。オフィスカジュアルで検索すると参考になる画像もあるので、ぜひ調べてみてくださいね!
■メイク
女性の場合はメイクも第一印象に欠かせない部分ですね。意識することは、とにかくナチュラルメイクです。ナチュラルメイクがわからない場合、こんな方法があります。
*スーツ広告などのモデルさんのメイクを参考にしてみる
*コスメ売り場の美容部員さんに相談してみる
*印象の良いと思う友人などに相談してみる
ちなみに、付けまつげ、ネイルアート、過度なヘアカラーリング(職種によるが暗めの茶までなら許容範囲)、カラーコンタクトはNGです。
■挨拶と受け答え
ここでは第一印象の部分だけでご紹介しますね!まず挨拶。人は初対面の場合、まずは相手の外見から印象を決めますが、次に判断するのは言動です。受付での挨拶、運営スタッフへの挨拶、コーディネーターへの挨拶、その都度です。
*相手の目を見ること
*笑顔で挨拶をすること
*ハキハキとした笑声(明るい声)で受け答えすること
*姿勢よく丁寧な所作を意識すること
これも「知っているだけの人」と「実践できている人」に大きく分かれ、そして実は前者のほうが多いです。全て基本的なことですが、登録会の前に改めて確認しておきましょう!
実は見られている書類の字
判断基準は志望動機や学歴、職歴の中身が重視されると思っている人が非常に多いです。確かに大切な判断基準ではありますが、それに勝る判断基準が、書類に書かれている字なのです。
ここで言う書類とは履歴書・職務経歴書・登録会で記入を求められる用紙全て、です。これは、「字がきれいかどうか」ではありません。きれいに越したことはありませんが、重要なのはそこではないのです。
「丁寧に書こうとしているかどうか」です。
何枚もの書類をみて選考している人にとっては、急いで書いた文字やなんとなく適当に書いた文字はお見通し!字を書くのが苦手でも、常に「丁寧に書く」ことを意識しましょう!
しかしひとつ注意なのが、丁寧でも時間がかかり過ぎてはいけないということ。自宅で記入する履歴書などは良いですが、登録会当日は要注意です。熱意は伝わりますが、あまりにも時間がかかっていては、
・空気を読むこと
・仕事効率
という部分で評価が下がる可能性があるからです。ただ「書く速さ<丁寧さ」なので、時間がかからないように丁寧に書く、ということを意識してみましょう!
受け答えで仕事ぶりを見られている
ここまでは意識次第で改善できることでしたが、ここからは少しコツがいる部分!受け答えというのは、問いかけに対してや指示に対しての返答のことです。
ここで何を見られているかというと、
*仕事効率
*頭の回転
*理解力
などです。
■質問に対して的確に答えられているか
焦りから話が脱線してしまい質問の捉え方を間違えて見当違いの答えを話だしたりする人は少なくありません。そしてアピールしたいがゆえに話し過ぎて暴走しちゃう人。これは普段からの話し方も出てしまう部分なので、無意識な場合もあります。
注意点は2つ。
*相手が何を聞きたいのかを考えること
*自分が答えたいことを明確にすること
(相手に伝わりやすいコツは、結論を先に言ってしまうこと!結論以外の付属話から話し出すと、徐々に脱線、そして答えが長くなりやすいです。)
難しく考える必要はありません。極端ですが、これは「好きな食べ物はなんですか?」「私の好きな食べ物はカレーです。」と同じです。
質問が長くなると戸惑ってしまうのはなぜでしょう?
それは難しく考えすぎているからです。プラスαは不要!聞かれたことに答える、それでオッケーです。
■最初の受け答えをキープできているか
最初の挨拶は良い、がふとした返事や面談が始まると様子がおかしい…。というのはよくあることです。
なぜこんなことが起きるのか?
それは想定外に弱いというところにあります。「こんな質問されると思わなかった!」「急に部屋を移動になった!」など、想定外の出来事があると一気に自信がなくなります。
しかしこればっかりは、アドリブに強いなんて人はなかなかいません。大切なのは、変わらずキープを心掛けることです。
*ハキハキと笑声
*丁寧な言動
そして、想定外は必ずあると覚悟していると、また違ったものですよ。
結局は気持ちがあるか、ないか
なんだか急に精神論のようになってしまいますが…。安心してください、ちゃんと根拠はあります。仕事をしていく上で一番大切なのは、「本人にやる気があるか」ということです。
その仕事を好きな気持ち、頑張りたいという気持ち、これが無くては実力があっても本領発揮することはできません。
そして気持ちは、相手に伝わるもの。これは絶対です。ましてや何人もの面談をしてきたプロには「応募者の意気込み」というところはすぐにわかります。登録会前に、ぜひ試してもらいたいことがあります。自分に問いかけて考えてみるだけの、簡単作業です。
■なぜをその仕事に応募をしたのか
自分で考える分には、「制服が可愛いから」「お給料が良いから」などの理由でもオッケー。それもあなたが「がんばる理由」になるからです。採用してもらいたい理由を自分自身で明確にしておきましょう!
採用してもらえたら、どんなことをしたいか
「もし自分が採用されたら…」と妄想してみましょう。お客様と仲の良い店員になる自分。一番に書類整理をできる事務員になる自分。そんな妄想をしてみると、不思議と仕事意欲が湧いてくるものです。
どちらも紙に書いて気持ちを整理してみると、後から見返すことも出来るのでより良いですよ!
これは騙されたと思って、ぜひ試してみてもらいたいです。
さて、ここまで紹介したことはあまりにも基本的なこと過ぎて「そんなこと知っている」と思った人も多いかも知れません。しかし、しつこいようですが「知っているだけの人」と「実践できている人」は大きく明暗が分かれます。
基本的なことを「ちゃんとする」。
これを出来る人が意外と少ないんですね。自分がちゃんとできているか、どうすれば採用してもらえるか。それを考える姿勢が、また相手にあなたのやる気が伝わるというものです。