妊娠中でも派遣登録はできるのか?
妊娠中でも働きたい!という人がお仕事を見つけるのは、非常にむずかしい世の中ですね。
定職についていても妊娠が発覚すると就労条件が変わってくる可能性があるくらいですから、新しく雇ってもらう、という場合はさらに苦労することでしょう。
派遣会社では短期や単発など様々な条件の仕事を扱っているため、妊娠中に派遣登録を検討する人も多いようです。
ここでは妊娠中の女性が派遣登録をできるのか、仕事を紹介してもらえるのか、そして最後にママにお勧めの派遣での働き方について、ご紹介していきます。
登録は積極的にしよう!お仕事探しは慎重に!
◎派遣登録について
お仕事を始める前には必ず登録が必要ですね。
登録は妊娠中であってももちろん可能です。ただし、必ず先方に「妊娠中であること」を伝えておきましょう!これはお仕事紹介にも関わることでもあり、あなたと赤ちゃんを守るためにも伝えるべきです。
伝えるタイミングとしては、
・webで登録予約時、備考欄などに記載
・電話で登録予約時、口頭で伝える
・登録当日までに伝えられなかった場合は、当日の面談時に伝える
※できれば登録当日までに伝えておきましょう。
派遣会社によっては、この時点で登録を断られてしまうこともあるかもしれません。
◎お仕事紹介について
残念ですが、妊娠中のお仕事紹介は非常に厳しいのが現状のようです。理由は以下の通り。職務内容にかかわらず、通勤などでも労災リスクが高いため妊娠中の本人なら充分理解できるかと思いますが、妊娠中というのは非常にデリケートで少しの負担であってもお腹の赤ちゃんに影響がある可能性があります。何かあったときに、責任を負えないというところが大きいようです。
しかし、派遣会社によっては紹介してもらえることもあるかと思います。
可能性があるのは以下のようなケース。
・在宅ワークを紹介してもらえる場合
・本人の体調をみながら「就業可能」と判断してもらえる場合
ただし「就業可能」とすぐに判断されることは、少し注意が必要です。
本当に何か起こってしまった場合、相談しずらくフォローしてもらえないかもしれません。むしろ「安静にしておくべき」と判断してくれる派遣会社のほうが、長い目で見ると信用が出来ると言えるでしょう。お仕事を探してくれる場合も、「体調をみながら」と慎重に進めてくれる派遣会社が良いでしょう。
働くタイミング、働き方、条件を慎重に考えよう!
前述したとおり、妊娠中に派遣スタッフとして働き始めることは安易ではありません。しかし登録は可能ですし、諦めずに探せばあなたに合った仕事が見つかるかもしれません。
お仕事探しを始める前に、考えてみましょう。
・ツワリがひどくなっても急な欠勤や遅刻はしないか
・お仕事の契約期間が自分の出産計画と合っているか(妊娠期間が進むにつれての体への負担増加、里帰りなどとの兼ね合い)
・ママや赤ちゃんへの負担を最小限に働けるか
もし妊娠中でもお仕事を紹介してもらえる場合は、自己責任と考えて、事前に様々なケースを加味して判断しま
しょう!
長い目で見よう!ママにお勧めの働き方!
さて、妊娠中のお仕事紹介は難しいというお話で肩を落とした人もいるかもしれません。しかしここはポジティブに、長い目で将来を見てみましょう!ポイントは前述にもあったコレです。
登録はすることができるということ!
まず、派遣登録はしておいて損はありません。妊娠中は就労が無理であっても、産後に派遣スタッフとして働くという選択肢はとてもかしこい方法です。
大手の派遣会社であれば、育児支援制度が整っており産後に仕事復帰をしやすい場合もあります。たとえば、企業内保育施設の運営やベビーシッターサービスなど。
ここまでのサービスが無かったとしても、扶養内のお仕事紹介や勤務時間の要望などママ特有の条件でお仕事を
探してくれるのが、派遣会社の強みです。
計画イメージがコチラ。
妊娠中に登録会参加(お仕事の相談、産後のお仕事相談)
↓
お仕事コーディネーターと随時相談(産後○月ごろから就労可能、就労条件の伝達、お仕事の情報収集)
↓
出産
↓
お仕事復帰
↓
お仕事コーディネーターに随時相談をしながら、無理なく就労
産後のお仕事を考えているなら、妊娠中から余裕をもって計画を立てておくと後々楽チン!赤ちゃん第一に考えて、かしこく働けるよう派遣登録をしてみましょう!