派遣会社で働く危険性って?
派遣会社で働く人もかなりたくさんありますが、たまに良くない噂を耳にすることもあります。「派遣会社で働くのは危険なの?」と不安に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
結論から言えば、派遣として働くこと自体は危険でもなんでもありません。
ただ、働き方や派遣会社の選び方を間違えると、危険なこともある、ということ。
そこで、ここでは派遣会社に登録して働くことで出てくる危険性について、ご紹介していきます。
危険な派遣会社
派遣会社は、大手であればきちんと法律を遵守しているものです。が、派遣会社の中には派遣会社としての営業許可が無いなど、会社としておかしいところもあるようです。
個人情報の取り扱いや社会保険の取り扱いについてもきちんとできていないところがあり、登録している人たちの権利やプライバシーを脅かすことも……。
登録する派遣会社が一般的に見てまともな会社なのかは、しっかり確認するようにしましょう。
危険な担当者
派遣会社の担当者というのは、言い方を変えれば営業担当者です。そして、営業担当者というのは、良いことばかり言って悪いことは言わない人もいますよね。
良い話だけを鵜呑みにして派遣先に行くと全然仕事内容が違っていた、なんていうこともありますから、担当者の言うことを鵜呑みにし過ぎないことも大切です。
悪い点についてもちゃんと言ってくれる担当者ならある程度信頼できますし、自分からもちょっと答えにくいような質問をしてみて、担当者の受け答えの仕方を観察してみるのもおすすめですよ。
危険な派遣先
派遣先の中には、派遣社員を下に見ているようなところもあります。「派遣会社のくせに」と露骨に嫌なことを言われたり、いじめ・パワハラのようなことをする最低な派遣先に遭遇することもあるものです。
仕事内容をきちんと教えない、休みを取らせないなど、危険な派遣先に長くいても何の得もありませんから、早めに派遣会社に相談することをおすすめします。
遠慮していては時間ももったいないですし、精神的に病んでしまっては大変です! 遠慮せずに、しっかり相談してくださいね。
危険な職種・仕事内容
派遣の仕事には、危険なものもあります。これには2通りの意味があります。
1つは、物理的な危険。たとえば極度に不衛生な空間での作業など、健康や命に係わるような仕事。自分自身がそのことをよく理解していて、給料もその危険性に見合ったものであればいいのですが、そうでない場合は引き受けない方がいいでしょう。そのときは「まぁいいや」と大した問題だと思っていなくても、あとあと体を壊してしまう可能性もあります。
もう1つは、自分のキャリアにおいての危険。せっかく派遣として働くなら、自分のキャリアにとってプラスになる方がいいですよね。自分のキャリアにおいて何のメリットも無いような仕事だと、そこで働いている時間がもったいないです。さらに、次の仕事を探すときにもキャリアとして誇れるものがなく、仕事探しが難航してしまう恐れがあります。
本当にそれしか仕事が無いのであればとりあえずその仕事をするしかありません。もともとほとんどキャリアと言えるものが無い人の場合だと、何も役に立たなさそうに思えるような仕事でも自分のキャリアにとってプラスになる材料はあると思いますので、精一杯打ち込んでください。
ただ、他にも仕事が選べる状態ならば、もっと自分にとって役に立つ、キャリアにとってプラスになる仕事を選んだ方が、今後のキャリア形成においても断然有効なはずですよ。
このように、派遣に登録して働くこと自体には危険なことはありません。しかし、派遣先や派遣会社、仕事の内容によっては危険なことになる可能性もあるので、派遣会社を選ぶときや派遣先を決めるときには十分に注意してくださいね。