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派遣会社の登録会……緊張をほぐす方法を紹介します!

派遣会社の登録会は「面接」に近いものがありますので、当然緊張してしまうこともありますよね。緊張しすぎてしまうといつも通りの自分が出せなかったり、言いたいことが言えなかったりと、担当者との面談でも不利になってしまうのでは? と心配になってしまいます。

そこで、派遣会社の登録会で緊張しすぎないための「緊張をほぐす方法」を紹介していきたいと思います!

緊張は悪いことではない

まず知っておきたいのは、「緊張は悪いことではない」ということです。緊張と言うとネガティブな言葉だと思われがちですが、全然緊張しないことの方が問題なのです。

緊張しないということはリラックスしているということですが、本来は派遣の登録会というのは、ある程度緊張するのが当然の場面です。そういった大切な場面で緊張しないということは油断している状態で、失礼なことを言ってしまったり、姿勢が崩れてしまったりと、ろくなことがありません。

緊張している方が登録会での面談に集中しやすくなりますし、また、「失敗しないようにしよう」という意識が働くため事前の準備を入念におこなうなど、失敗しにくい状態を作り上げることができるんです。

「緊張しない人がうらやましい!」という人も多いと思いますが、実は緊張するのが悪いのではなく、緊張して当然だということです。緊張しないように見える人でも、たいていは緊張しているものなんですよ。

緊張しすぎないためには?

とは言え、緊張しすぎてしまうのはやっぱり問題です。がちがちに緊張してしまって上手く話せなかったり、顔が赤くなってしまうのが恥ずかしい、という方もいらっしゃるでしょう。尋常じゃないぐらい汗をかいてしまうという人もいますよね。

そこまで緊張すると登録会で失敗してしまうこともあるので、なんとかしなければなりません!

そこでまず大切なのは、入念な準備です。

「緊張しない方法」と言えば、手の平に人と3回書いて飲む、的なテクニックを想像されますよね。でも、そういった小手先のテクニックを使う前に、やらなければならないことがあるんです。

入念な準備をすることによって緊張を和らげることができるんですよ。

たとえば、自分の学歴や職歴を整理しておく。履歴書の持参が不要の派遣会社も多いですが、登録会で指定の履歴書に記入orPC入力する、ということはあります。そのときに学歴が思い出せなかったりすると焦って余計に緊張してしまうものです。

そういったことが無いように、あらかじめ自分の経歴を整理しておいて、できれば何回か実際に書いたりPCに入力してみたりしましょう。何度か練習しておけば、本番では落ち着いて挑めるようになります。

また、面談の練習も必要です。仕事の面接と似たようなものですから、入室時のマナーなど、一般的な面接のマナーを調べて、実際に練習してみてください。

面接の練習となると実際に動いたり話したりする必要があるので「一人でやるのは恥ずかしい」と思うかもしれませんが、必ず練習してください。何度か練習しておけば本番で恥ずかしい思いをせずに済みます。もともと緊張しやすい人の場合は、いきなりぶっつけ本番で面談に挑むと緊張のあまり失敗してしまい、恥をかくこともあるのです。

恥ずかしいと思っても、必ず練習しておいてくださいね。

さらに、行き帰りのことも調べておきましょう。登録会の場所を調べ、どうやっていくのかを考えましょう。たいていはバスや電車などの公共交通機関ですよね。何時の電車に乗ってどこに降りるのか、何時に到着するのか、ということも乗り換え案内アプリを使って調べておきましょう。さらに、最寄りの駅・バス停から現地までの道も調べておきます。地図アプリで経路検索をすれば徒歩での所要時間も分かりますから、そこから逆算して利用する電車・バスの時間を設定するのです。

また、現地周辺の地図だけでなくストリートビューも見ておくといいでしょう。ストリートビューを見ておけば、初めて行く場所でも知っている場所のような感覚で歩くことができますよ。

緊張しやすい人というのは、こういった事前の準備にぬかりがあることが多いものです。しっかり入念に準備しておけばそれだけ緊張を和らげることができるので、ぜひ試してみてください。

さらに、緊張をほぐすテクニック

緊張しすぎないための方法で一番大切なのは事前の準備ですが、それ以外にもちょっとしたことで緊張を和らげることができます。

早めに現地入りする

まず、登録会に行く時間を早めにする、というのを実践してみましょう。1時間程度早めに着いておくのがおすすめです。早めに現地の最寄駅に着いたら、まずは登録会の場所を確認します。

ビルの場所だけでなく、ビル内のエレベーターの場所、階数なども確認しておきましょう。だいたいの場所が分かっていても、ビルの入り口が見つけにくいとか、エレベーター・階段の場所が分からない、というはよくあることです。事前に調べておけば、緊張するのを防げます。

そして、場所の確認を済ませたら、近くのカフェにでも行って、ゆっくり過ごしましょう。待ち時間が長いと無駄に緊張することになりますから、カフェに入ったら本を読んだりスマホでゲームをしたりと、何か別のことをしながら過ごすのもいいですね。

もちろん、事前に考えてきた面談対策や自分の経歴のおさらいをするのもいいでしょう。わたしの場合、緊張する場面では、カフェに入ってはじめにおさらいをして、しばらく別のことで時間をつぶしたあと、現地に向かう前にもう一度復習することが多いですよ。

集中の儀式をする

緊張をはねのけて、大事な場面に集中するための儀式を取り入れるのもおすすめです。「今から集中するぞ!」というときに儀式をするのです。

と言っても難しいことでも怪しいことでもなく、自分なりの儀式をすればそれでOKです。

わたしの場合、「直前にチョコレートを一つ食べる」という儀式があります。これは学生時代からやっているもので、試験前や仕事の面接前など、緊張する場面では必ず事前にチョコレートを一つ食べています。

他にも、「靴を左から履く」とか「栄養ドリンクを飲む」とか、いろいろ方法はあると思います。

これは、スポーツ選手などもよくおこなっている方法なんですよ。たとえば野球選手なら、バッターボックスに入るときの入り方に儀式が隠されていることがあります。有名なのは、イチロー選手がおこなうしぐさ。野球に詳しくない人でもイチローのバッターボックスの入り方は知っている人も多いのではないでしょうか?

また、フィギュアスケートの羽生選手も、リンクに入るときにはいつも同じ一連の動作をしています。

これらはルーティーンと呼ばれるもので、集中のための儀式となっています。

何か自分なりの儀式を見つけておくと、緊張を吹き飛ばして集中しやすくなりますよ。

場数をこなす

何度もおこなっていることだと、徐々に緊張しにくくなりますよね。たとえば学生時代のアルバイトでも、はじめはお客さんと話すのに緊張していたのに、1か月も経てば自然と接客できるようになった、という経験を持つ人は多いでしょう。

派遣の登録会も、一番初めは緊張してしまうのが自然です。そのため、はじめは「小さい派遣会社に登録する」というのもおすすめ。「ここで仕事を探したい!」と思えるような本命の派遣会社は後回しにするんです。

先に練習感覚で別の派遣会社に登録していくと、本命の派遣会社に行くときにはすでに数回の登録会を経験しているわけですから、無駄に緊張しなくなりますよ。

このように、緊張を和らげる方法はいろいろあります。まずは入念な準備をした上で、こうしたテクニックも使って緊張を吹き飛ばしてくださいね。