派遣の登録に行くときに学生証は持って行くべき?
派遣会社へ登録する際には、本人確認書類を持参するものです。本人確認書類は健康保険証や運転免許証、パスポートなどのことですが、学生さんの場合は学生証も本人確認書類として認めてもらえます。
本人確認書類が必要な派遣会社は多いので、学生証も持参しておくといいでしょう。
学生証のコピーをとられるのは普通?
派遣登録以外でも、たとえば銀行で口座開設をするときや、役所で住民票を取得するときなど、本人確認書類の提示を求められることは多々あります。
本来、法的には本人確認書類を提示して、相手に確認してもらえばそれで済むことなのですが、コピーをとられるということもよくあることです。
なぜ、コピーをとられるのでしょうか?
学生証を提示した時点で本人確認自体は終了しているのですが、確認した証拠として、コピーをとるところは多いんです。法的には絶対必要ということではないのですが、実際にはコピーをとられるんですね。
ですから、「学生証をコピーしますね」と言われても、特に問題があるわけではありません。一応拒否する権利はあるのですが、社内規定でコピーをとることにしている会社は多いので、コピーを拒否すると派遣会社への登録ができなくなることがあります。
学生証を預かられるのは普通?
派遣会社だけでなく、一般的なアルバイト・パートなどでも本人確認書類を預からせてほしいと言われることがあります。実際に経験したことがある方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、学生証をはじめ本人確認書類を会社側が預かるというのは普通のことではありません。個人の本人確認書類を取り上げる権利など、無いのです。
もし、学生証を預からせてほしいと言われたら堂々と拒否しましょう。拒否したことにより派遣会社への登録ができなくなるかもしれませんが、個人の本人確認書類を預かる会社は普通ではありませんので、登録すると今後別のトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
本人確認書類は大切なものですし、場合によっては悪用されてしまうこともあるものですから、決して手放さずに、預からせてほしいと言われても拒否するようにしましょう。
そんなことを言われたら、きちんと拒否して、別の派遣会社を探した方が賢明ですよ。