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派遣登録で出題されるエクセルの問題って?

派遣に登録する際には、スキルチェック(スキルテスト)というものがあり、その中でエクセル(Excel)に関する問題が出題されることもあります。

では、エクセルの問題はどのようなものなのでしょうか? 分かっていれば、事前に勉強しておくこともできますよ。

派遣会社によってさまざま

まず、スキルチェックで必ずしもエクセルの問題が出題されるとは限りません。派遣会社によっては、漢字の読み書きや計算問題などのペーパーテストのみ、というところもあります。

エクセルの問題が出る場合は、ペーパーテストではなく、実際にパソコンを使って問題を解く形式であることが多いです。

たとえば、こんな問題があります。

・数字の入力や色付けなど簡単な問題
紙に書かれた数字を指定された通りに入力していったり、指定された場所を指定された色で塗りつぶすなど、ごく簡単な問題。

・印刷に関する問題
印刷の設定の仕方や、実際の印刷の仕方を問う問題。

・保存する問題
エクセルのファイルに名前をつけて保存する、という問題

・関数の問題
SUM関数を使って合計を出したり、AVERAGE関数を使って平均値を出したりする問題。

・表を作成する
指定された内容の表を作成する。紙に書かれた表とまったく同じものをエクセルで作成する、といった問題も。

このように、初級レベルから難しい問題まで、どんな問題が出るかは分かりません。MOS資格を持っている人であればさほど困らないかと思いますが、エクセルの扱いに慣れていない人は、勉強しておいた方がいいでしょう。

できなくても働けないわけじゃない

エクセルを触ったことが無い、という人や、「入力ぐらいならできるけど自分で表を作ることはできない」という人は、不安ですよね。

でも、エクセルのスキルチェックを完璧にこなせなくても、仕事を紹介してもらえないというわけではありません。

たとえば、そもそも高度なエクセルの技術を必要としない仕事だってたくさんありますよね。「接客がしたい」とか「受付の仕事がしたい」という人なら、エクセルの問題ができなくても、さほど困ることは無いでしょう。

エクセルのスキルチェックは、あくまでも「この人がどれぐらいエクセルを使えるか」ということを派遣会社の担当者が知っておくためのものです。エクセルの技術が高い人であれば、エクセルをバンバン使うような仕事が紹介できる分、仕事の幅が広がるということですね。

もとからエクセルを使いまくるような仕事に就こうとしていないなら、特に重視する必要はないでしょう。

もちろん、エクセルができた方が紹介してもらえる仕事の幅は広がるのですから、事前に勉強しておいてスキルチェックの結果を出すのもいいでしょう。

勉強しておく場合は、基本的な操作からせめて簡単な表を作成し、印刷や保存ができるようにしておくと安心ではないでしょうか。もし、もっとエクセルの技術を習得したいと思うなら、ぜひMOS資格にチャレンジしてみましょう。

エクセルができなくても仕事はありますが、目指している仕事がエクセルを必要とする仕事なら、勉強しておいて損はありませんよ。