派遣会社に登録する際の履歴書の役割とは?
派遣会社に登録するときの持ち物に、「履歴書」と書かれていることがあります。派遣会社というのはあくまでも派遣元であって、実際に働くのは派遣会社から紹介してもらった企業ですよね。まだ派遣先が決まっていない状態で、どのような履歴書を書けばいいのか分からないという方も多いようです。
そこで、派遣登録時の履歴書について、簡単に解説したいと思います!
派遣会社登録時の履歴書の役割とは
派遣会社への登録は基本的に誰でもできますが、派遣の担当者も、あなたがどんな人なのかが分からなければ最適な仕事を紹介できません。そのために、履歴書が必要なのです。
通常の仕事の募集と同じように、派遣の仕事にも条件はあります。「こういう人材が欲しい」という企業側のニーズに合う人を派遣会社は紹介しなければなりません。登録時の面接でもある程度アピールすることはできますが、履歴書を提出することによって、あなたがどういう人なのかを書面として伝えることができるのです。
また、派遣登録時に提出履歴書は、いざ派遣先に紹介される、という段階でも必要になります。派遣の担当者は、履歴書を参考にしながら紹介状を書くことになりますから、はじめは派遣会社へのアピールであった履歴書も、派遣先の企業へのアピールとしても使われる、ということです。
志望動機は書かなくてもいい?
志望動機というのは、どうしてその仕事に応募したのか、ということを書くものですよね。まだ派遣先が見つかっていない段階で書くのは無理がある、と感じる人も多いと思います。
志望動機は、書いてもいいですが書かなくても問題ありません。
書くとしたら、このようなことを書きましょう。
◎就きたい仕事がある程度決まっている人
ある程度やりたい仕事があるなら、その仕事を志望する理由を書きましょう。事務志望なら事務をやりたい理由を、営業志望なら営業をやりたい理由を書いてくださいね。そうすれば、担当者も紹介する仕事が絞り込みやすいですし、派遣先の企業にもアピールしやすくなります。
◎仕事全体に対する思いを書いてもOK
どうして転職しようと思ったのか、次の仕事ではどんなやりがいを持ちたいかなど、ざっくりとした志望動機でもかまいませんので、書いておくと担当者にもあなたの人柄が伝わりやすくなりますよ。特に、面接で話すのは緊張してうまくできないかも、という人は履歴書に記入しておくのがおすすめです。
もちろん、書かなかったからと言って不利益になることはありません。
履歴書不要の派遣会社もある
履歴書は、必ず必要というわけではありません。派遣会社によっては、派遣会社独自の「登録シート」のようなものを用意していることがあります。履歴書と同じように学歴や職歴を書く欄があったりして履歴書に似ていますが、派遣会社が情報の整理をしやすいように統一したフォーマットを用意していることがあるので、その場合は履歴書は不要です。
登録会の際に書かされることがあります。
派遣会社に登録する際の履歴書は、派遣会社に向けて、そしていずれ派遣されるかもしれない相手企業に向けてのアピールにもなる書類ですので、誤字脱字が無いように、また、丁寧な字で書くように、キレイな書類を作るよう心掛けてくださいね!