「しょせんアルバイト」と思って働く人は正社員になれない
日本には、さまざまな雇用形態があります。「正社員になりたい!」と思っている人は多いと思いますが、アルバイトやパート、派遣や契約社員など、正社員以外の雇用形態で働いている人もかなり多いのが実態です。
「いつかは正社員とした働きたい」と思いながら、今の仕事を「しょせんアルバイト」だと手を抜いて仕事をしている人はいませんか?
「こんな仕事は自分に合わない」?
単純作業が続く仕事や、人に見られることの無い仕事などで、「こんな仕事はやりがいがない」と感じている人も多いようです。「もっとやりがいのある(そして給料の高い)仕事がしたい」と考えるのは立派なことです。
しかし、今の「やりがいのない仕事」を、手抜きしていいというわけではありません。
「もっとやりがいのある仕事がしたい」、「もっと給料の高い仕事がしたい」と考えている人は、果たして本当に希望する職についたとき、力を発揮できるのでしょうか?
「今の仕事はやりがいが無い」と思ってだらだらと働いていると、それが習慣になってしまいます。もし、希望する職に転職できたとしても、いきなりいきいきと働けるようになるとは思えません。
今頑張れない人はずっとがんばれない
今のやりがいの無い仕事でも、やりがいを自分なりに見つけて、頑張ることはできないでしょうか? たいていの仕事では、自分のやり方次第でやりがいを見いだせるものです。
言われた仕事だけでなく、自分で気を利かせて仕事の質を高めたり、効率を上げる、ということはできますよね。また、今の仕事が本当にどうしようもなくやりがいがないという場合でも、仕事が終わってからの時間で勉強して資格をとるなど、できることはいろいろあります。
何もがんばらずにのんべんだらりと働いている人は、いざやりがいのある仕事に転職したときも、何をすればいいのか分からなかったり、体力がついていかなかったりして、力を発揮することはできないのです。
今頑張れない人は転職もできない
そもそも、今の仕事をがんばれない人は、良い転職先を見つけることもできません!
今の仕事がつまらない・やりがいの無いものなのだとしたら、なにもスキルや経験が身に付けられませんよね。大したスキルや経験が無い人が、人気のある求人に応募しても採用してもらうことはできません。
面接担当者も、「この人と仕事したいとは思えないな」と思ってしまいます。
正社員として働きたいと思っているなら、今の面白味のないアルバイトでも、精一杯頑張ることです。頑張るポイントは何かしらあります。自分でできることを見つけて頑張っていれば、それがスキルや経験として生きてきますし、転職の際にも自分の強みとしてアピールできるようになるでしょう。
アルバイトの人は特に、「しょせんアルバイトだから」と今の仕事をなめているケースが多いものです。それではいつまで経っても良い仕事に就くことはできません。
自分で頑張れるところを見つけて、今の仕事でも将来のキャリアにつながる何らかのポイントを見つけておくように工夫してみてはいかがでしょうか?