働く上での早寝早起き方法
早寝早起きした方がいいと分かっていても、なかなかできないものですよね。でも、健康を維持してしっかり働くためには、まず早寝早起きをしなければなりません。そこで、ここでは早寝早起きを実践するための方法やちょっとしたコツを紹介したいと思います!
早起きから入るのは辛い
早寝早起きするためには、「早寝」よりも先に「早起き」を実践すべきだと言われています。寝不足でもがんばって早起きさえしてしまえば、その日は自動的に早く寝られるようになり、早寝早起きのリズムを作れるからです。
しかし、もとから早寝早起きが苦手な人は、早起きしようと思っていてもつい二度寝してしまったり、そもそも早朝のアラーム音が聞こえなかったりするものです。そして、いつも通りに起きてしまって「今日も失敗し……」と後悔しながら毎日が過ぎていくことになります。
そこで、早起きができないという人は、やはり「早寝」からがんばってみましょう。案外、早寝ってできるものです。いつも3時ごろに寝ている人も、3時になるまで目がキンキンに冴えているわけではありませんよね。夜になると、何度か眠たいなと感じるときがあるはずです。
筆者の場合は、毎日必ず22時ごろに1回目の眠気がきます。このときにすっと寝ることもできますし、22時に寝てしまえば、当然次の日は早起きできます。(アラーム音がまったく聞こえないほど早起きが苦手な筆者も、22時に寝ればさすがにアラームも聞こえます)
快適な寝室を作ろう
気持ち良くスムーズに眠りにつくためには、寝室作りが重要です。室温・湿度は快適でしょうか? 厳密に温度を測らなくても、「なんとなく心地いい」と感じる状態を作ればOKです。早寝になれるまでは、もったいなくてもエアコンをつけっぱなしにして寝るのもいいでしょう。ただ、エアコンを使うと空気が乾燥して寝にくくなるので、加湿器も活用してくださいね。
寝具も重要です。マットレスの固さが体に合っていないと相当寝にくくなると言われています。そして、それ以上に重要なのが枕。枕が変わると寝られないという人がいるほど、枕と睡眠は密接な関係にあるのです。人によって好みも違いますが、どんなタイプの枕が寝やすいのかをいろいろ試してみましょう。
シーツ類も重要。肌触りが悪いとリラックスできませんが、逆に、肌触りのいいシーツだと入った瞬間にリラックスできるので、眠りにつきやすくなるのです。筆者はリネン(麻)の質感が好きで、冬でもリネン製のシーツを使っています。(本当はシルクがいいのですが、いいものは高いので我慢です……)
歯みがきは済ませておくこと
寝る直前に歯を磨くと、一瞬眠気が覚めてしまいますよね。その後すぐにベッドに入ったとしても、なかなか寝付けないので結局スマホを見てしまったりして、寝られなくなってしまいます。ご存じのとおり、スマホやケータイの画面は脳を覚醒させ眠れなくさせてしまうので、寝る前は見てはいけないのです。
少なくとも寝る30分ぐらい前には歯みがきを済ませておき、それから寝るようにしましょう。
布団の中で柔軟運動を
朝起きるのがつらいときは、布団の中で体をうごかすようにしてください。まずは大きくのびをしてそれから腕をのばしてみたり脚をのばしてみたり、左右にごろんごろんと転がってみたりして、体を目覚めさせていきます。
早起きが苦手な人は、大寝坊しない限りは布団から飛び起きるようなことはできません。それどころか、目が覚めてもすぐに動けなくて結局二度寝してしまうことが多いので、とりあえずは二度寝をしないように体を少しずつ動かすようにしてみてくださいね。
早寝できれば早起きできる
早寝早起きをマスターするには、やはり寝る時の体制作りが大切です。スムーズに寝られる環境を作れば寝付きやすくなりますし、早めに寝ることができれば翌朝の目覚めも抜群に良くなります。
早寝早起きが苦手な人も、早起きできるようになれば朝の時間を有意義に使えますし、朝の時間を有意義に使うことによって夜やるべきことを朝にまわすこともできるので、早寝早起きは早めにマスターしてくださいね!