派遣社員として働いていた期間の職歴の書き方
履歴書を書き出してみると、「あれ?これってどうやって書いたらいいんだろう?」ということがしばしば起こります。今回は、派遣社員として働いていた期間の職歴をどのように書くべきか、ということについて紹介したいと思います!
派遣会社の名前も書きます
派遣会社はあくまでも仕事を仲介してくれるところで、実際に働くのは別の企業、と思って働いていた企業だけ書く人もいますが、それでは正確さに欠けてしまいます。
実際には派遣会社の名前を書かなくても問題があるわけではないのですが、書いた方が面接官からの印象を損ねずに済むんです。
たとえば、今までに3か所の派遣先で働いたという場合。ただ3つの勤務先が時系列に沿って羅列されているだけでは、「転職回数が多いな」と思われてしまいます。派遣社員として働く分には派遣先が数か月おきや数年おきに変わることは変なことではありませんが、派遣社員として働いていたことを伝えなければ、「正社員なのにこんなに転職しているということは、何か問題があるのでは?」と思われかねません。
また、単に「派遣社員として」と書くよりも、きちんと派遣会社の名前を書いた方が丁寧な印象を与えますね。
面接官が読みやすいように書く
派遣社員としての職歴が長い場合は特に、ただ上から順に埋めていくだけでは読みにくいです。
平成〇年△月 〇〇派遣会社 入社 以下の職場で勤務
平成〇年△月~平成〇年△月 〇〇株式会社 〇〇部門
平成〇年△月~平成〇年△月 〇〇商事 〇〇支店
平成〇年△月~平成〇年△月 株式会社〇〇 〇〇部門
平成〇年△月 〇〇派遣会社 一身上の都合により退社
平成〇年△月 〇〇派遣サービス 入社 以下の職場で勤務
平成〇年△月~平成〇年△月 〇〇株式会社 〇〇営業所
平成〇年△月~在職中 株式会社〇〇
派遣先の数が多い場合は、このようにまとめて書くと、面接官も読みやすいですね。
一般的な職歴の書き方とは違いますが、基本通りに書くことだけが正しいのではありません。特に派遣社員の場合は職歴が多くなりがちですから、ごちゃごちゃして読みづらくならないように、スッキリと読みやすい職歴を書くことを重視するといいですよ。