アルバイトも経験になる!アルバイトで得られる経験とは?
アルバイトは、お小遣い稼ぎのためにするものだと思っていませんか?もしくは「正社員の仕事が見つからない人が仕方なくするもの」なんて思っている人も多いのではないでしょうか?
でもアルバイトでもいろいろな経験ができますし、それが今後の仕事に役立つことだって大いにあるのです。
アルバイトで得られる経験とは
今までにアルバイトの経験がある人なら、今後仕事や私生活に役立ちそうな経験を得られたという人も多いと思います。おそらく、どんなアルバイトであっても、何かしらの経験は得られると思います。
たとえば、コンビニやスーパーのレジの仕事であれば、レジの打ち方が覚えられるだけでなく、お金の扱いに対する姿勢が身につきますし、いろんな商品の名前も価格も覚えられますよね。
「こんなの何の役にも立たない」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。コンビニやスーパーで働いたことがある人にとっては当たり前の知識でも、その仕事をしたことが無い人にとっては貴重な知識がたくさんあるはずですよ。
どのようなアルバイトであっても、その仕事をしたことが無い人からすれば珍しい経験をしていたり、知らないことを知っている人になれるので、それが今後の仕事に生きてくることもあると思いますよ。
筆者も、コンビニやスーパーでアルバイトをしていたおかげでのし紙の選び方や書き方を覚えて役に立ちましたし、キャバクラのアルバイトをしたおかげでお酒に詳しくなったり、面倒くさいタイプのオジサンの扱いも上手になりました。(どんな仕事でも面倒くさいタイプの人はいますから役立ちますよ)
他にも、「あのバイトしておいて良かったな~」と思えることは日常生活の中でも、仕事の面でも多々あります。
「英会話が上達した」「交友関係が広くなった」など、アルバイトでも役立つ経験を得ることは可能です。
アルバイトの経験を活かすには?
アルバイトの経験は、転職の際にも役立つはずです。アルバイト経験を重視していない人は、「こんなの職歴に書いても意味があるの?」と思われるかもしれませんが、自ら売り込むことで、大事な経験として役立てることは可能です。
面接官の中にも、「たかがアルバイトの経験なんて」と思っている人もけっこういると思いますが、「志望動機」や「自己PR」でアルバイトで得た経験を上手く伝えることができれば、十分に力になってくれるはずです。
さらに、仕事の中でも過去のアルバイト経験が役立つことはあります。たとえば、お店に飾る観葉植物を購入する際に、おしゃれなお店で買えば高額なものだとしても、ホームセンターで働いていたわたしは「ホームセンターで買えばもっと安い」ということを知っていますから、それを上司に提案することができます。また、ホームセンターの園芸コーナーのレジに入るのが好きだった筆者は、働いていた当時はヒマさえあればレジに備え付けの植物図鑑などを読んでいたので、育て方も知っています。安い観葉植物は品質が悪い場合もありますが、育て方が分かれば上手に育てることもできますね。
たしかに、アルバイトの経験が仕事に大きく役立つようなことはあまりありません。でも、このような些細なことでも自分の経験を役立てていくことができれば、職場での評価は高くなります。筆者も、些細なことでもちょくちょく今までの経験を活かして活躍することができたおかげで、大幅に昇進したり昇給したり、という経験があります。
経験として生かしやすいアルバイトとは?
アルバイトの中で、今後仕事に役立ちやすいものは何でしょうか?やはり、戦力になるスキルや経験を身につけるなら、専門性の高いアルバイトがおすすめです。専門性の高い仕事であれば、たとえアルバイトであったとしても、その後同じ業種・職種で転職した場合には戦力になりますよね。
ただ、アルバイトの内容と転職後の仕事がぜんぜん違う場合は、アルバイトの経験もあまり役に立たないです。学生時代のアルバイトとして歯科助手をしていて、歯科衛生士や歯科医師になるのであればその経験も役に立つと思いますが、就職はIT関係の営業職、なんてことになると全然関係がないので役に立てることは少ないでしょう。
学生さんの場合は特に、就職後の仕事と現在のアルバイトがどのように関係するか、ということを意識しながらアルバイトを探すのも大切だと思います。アルバイトは高収入だったりシフトが自由だったりと重視したいポイントはいろいろあると思いますが、今後の就職のことを考えて選ぶという方法もあるのでぜひ意識してみてくださいね。