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面接はテクニックよりも熱意!熱意の根拠を作ろう

面接対策として、さまざまな方法論があふれていますが、テクニック的なことだけでは、採用にはなりません。競争率の激しい求人の場合は特に、テクニック+αが必要になります。

熱意を伝えなければ採用されない

面接で必要なのは、熱意ではないでしょうか。「この会社で働きたい」「採用されたい」という強い気持ちを伝えることができれば、採用されやすくなります。

もちろんテクニック的な要素も必要です。きちんとした身だしなみを心掛けて、ハキハキした受け答えをして、基本的な面接マナーをおさえていなければ不採用になりやすいです。しかし、面接対策をしてくる人は他にもいますし、その中で差をつけて採用を勝ち取るためには、テクニックに加えて熱意も必要です。

でも、「熱意」という抽象的なものは、どうすれば伝えることができるのでしょうか?

大きな声だけでは熱意は伝わらない

熱意と言うと、松岡修造さんのような雰囲気を想像する人が多いと思います。そして、「熱意を伝えるにはこれだ!!」とばかりに勢いよく大きな声で話す人もいます。

しかし、熱意を伝えるためには、それだけではダメなんです。

「がんばります!」「精一杯やります!」というだけでは、熱意と言うよりもただの「暑苦しい人」になってしまいます。熱意を伝えるには、その熱意の根拠が必要で、根拠に基づいた行動をともなわなくてはいけないのです。

熱意の根拠を作る

まず、どうしてその会社で働きたいのかを考えましょう。また、もし採用になったら、どのような生活になるのか想像してみましょう。その会社で働きたいと思う理由は、「給料がいいから」「家から通いやすいから」でもかまいません。面接で話す内容は別途カッコいい理由を考えておく必要がありますが、熱意の根拠を考える上では正直な理由を考える方がいいのです。

また、働いてからの生活も想像してみましょう。朝、何時に家を出ればいいのか?会社帰りに買い物に行くならどこのスーパーに寄るのか?給料のうち、いくら貯金するのか……?こういったことを具体的に考えてみましょう。

働きたい理由や働いてからの生活をしっかり考えてみると、より「働きたい!」という気持ちが強くなってくるものです。ただ求人情報の中から条件に合うものを選んで応募するだけでは、いまいち働きたいという気持ちは盛り上がりません。でも、働きたいという気持ちを盛り上げると、面接の際にも必然的に熱意がこもるようになるんですよ。

熱意を伝えるには

熱意というのは目に見えないものですが、話し方や立ち振る舞いによって伝えることができるものです。働きたいという気持ちを伝えるためには面接マナーの基本を押さえるのはもちろんのことですが、「働きたい」という気持ちを強く持っていればそれが行動や言動にも表れます。

ただ、熱意を伝えるためには、話す内容も大切です。話の内容は、具体的にするほど、熱意は伝わります。よく、質問に対して抽象的に答える人がいますが、それでは熱意は伝わりません。具体的に話すことで、面接官もあなたのことをよく分かるようになります。抽象的なことしか言わないと、面接官も「この人はどういう人なんだろう」ということがわからなければ採用したいとも思いません。

自分の魅力をしっかり伝えて、面接官に「この人がうちの会社にいるといいかも」と思ってもらうには、話の内容を具体的にするのがポイントですよ。

熱意は、ただ声を大きくするとか早口で話すといったことではなく、きちんと熱意の根拠を持っていなくてはなりません。面接で熱意を伝えることができれば、採用される可能性も高くなりますから、ぜひがんばってくださいね!