手当たり次第面接を受けることのデメリット
2014年4月14日
仕事を探す時、みなさんはどのように探しますか?
ながらく不況が続いたので、仕事の数も少なく、何十社も受けてやっと採用される、なんていう状態は当たり前だと思っていませんか?
長く続けたいなら絞り込んで受けた方がいい
何枚も何枚も履歴書を書いてあちこちに送りまくる、というのは効率が良くありません。
面接を受けた会社の数は、仕事探しにおいては何も重要なことではないんです。
一社あたりへの思いが薄くなる
たくさん面接を受けようと思えば、それだけたくさんの会社のことを知らなければなりません。
募集事項の内容だけ見るのではなく、あらかじめその会社について調べておくことが大切です。
でも、たくさん受けようと思えばそんな暇はありませんし、その会社の事を良く知らないまま面接に行くことになります。
その結果、面接でも気の利いたことは言えず、当たり障りのない状態で終わるか、場合によってはリサーチ不足のせいで見当違いのことを言ってしまう可能性もあります。
履歴書も雑になる
履歴書は今でも手書きが主流です。
でも、手書きというのはとても面倒くさいもの。
何枚も何枚も書いているうちに、だんだんと雑になってくるものですよね。
履歴書は、案外重要視されています。
履歴書に詳細な職歴や志望動機が書いてなかったり、文字が雑だったりすると、それだけで印象は悪くなってしまいます。
働きたくない会社まで受けることになる
一番の問題は、たくさんの会社に応募しようと思うと、自分が魅力を感じておらず働く気の無いところまで受けることになる、ということです。
「わがままは言ってられない」と思って魅力のない仕事にも応募するのだと思いますが、そもそも魅力を感じないようなところに就職してしまうと、すぐにやめたくなってしまうものですし、続けていくのがつらくなります。
真剣に、「もし採用されたら、ここで働いていけるか?」ということを考えた上で、納得のいくところだけを受けるようにしなければならないのです。
応募する会社を絞ろう
手当たり次第に履歴書を送りまくる、というのは正しい方法とは言えません。
入社して3日で辞めるとか1週間で辞める、なんていう話も聞きますが、その中には、「はじめから魅力を感じていないのに応募した」という人も少なくありません。
もちろん、高収入で高待遇でプライベートも充実させられるような良い仕事というのはなかなかありません。でも、かと言って「わがままは言えない」とばかりにあちこちに応募しまくる、というのは逆に効率が悪いです。
仕事を探す際には、手当り次第に受けるのではなく、「この会社で働きたいと思えるか」ということをしっかり考えることが大切です。
そのためにはその会社のリサーチも必要です。
ある程度絞り込んで受ければ一社あたりにかけられるリサーチの時間も増えますし、それだけ良い面接ができ、採用される確率も高くなります。
仕事が無いと焦ってしまうものですが、冷静に考えて、自分が働きたいと思える仕事を見つけてくださいね!