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「退職後はしばらく遊びたい!」では、失業手当は受給できません!

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転職すると言っても、前の会社を辞めて間髪入れずにすぐに次の会社で働き始める、という人は少ないです。中には、「今まで頑張ってきたんだから、半年ぐらいはゆっくり遊びたい!」なんて思っている人もいるかもしれませんね。

退職して無職になっても失業手当がありますから、多少の貯金があれば失業手当と合わせて生活費ぐらいにはなるでしょう。
でも、失業手当は遊びたい人には支給されないのです。

退職後、3か月は失業手当がもらえない!?

まず、自己都合で退職する場合は、失業手当を受給できるまでに3か月の待機期間があります。そのあいだには、失業手当は受給できませんから自分の貯金で生活していかなくてはなりません。

注意しておきたいのは、退職しても、ちゃんと手続きをしなければ失業手当がもらえない、ということです。手続きはハローワークでおこないますが、スムーズに失業手当を受給するためには、退職後なるべくすぐにハローワークで手続きしましょう。

会社都合(解雇や倒産)の場合は、待機期間無しですぐに受給できます。

求職活動しないと受給できない!

失業手当というのは、「仕事を探しているけどまだ働けていない」という人のための手当です。つまり、「退職後はしばらく遊んで暮らしたい」という人は受給できないのです。

「求職活動をしているかどうかなんて分からないんだから別にいいでしょ?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。求職活動の証明をしなければ、失業手当は支給されないんです。

具体的に説明しましょう。
失業手当を受給するためには、4週間に1回ハローワークに行かなくてはなりません。
「認定日」というものです。この日に所定の書類を提出しなければ、失業手当の支給が認定されません。

そして、その書類には、自分が4週間のあいだにおこなった求職活動を記載しなければなりません。たとえば、「○月○日 履歴書送付 ○○株式会社 結果待ち」というように。
いつ、どこの会社に対して、どのような求職活動(面接に行ったとか履歴書を送付したとか)をおこなったということを書かなくてはならないんですね。

この書類を提出し、認定してもらうことによって4週間分の失業手当が約1週間後に振り込まれる、という流れです。

つまり、遊んでいるだけでは失業手当はもらえませんので注意しましょう。

求職活動には他にも含まれるものもある

求職活動というのは、基本的には求人応募をすることですが、他にも求職活動として認められるものがあります。それは、ハローワークの窓口での求職相談や、もしくは対象になるセミナーへの参加です。セミナーというのは求職にまつわるもので、ハローワークで開催されているものもあれば、他の団体が開催しているものもあります。

もちろん、セミナー参加なども証明を提出する必要がありますから、気を付けてくださいね。

早めに就職すればお祝い金がもらえます

「せっかくずっと雇用保険をかけてきたのに、失業手当をもらえないまま次の仕事を見つけるのも損した気分!」と思う人も多いと思います。

でも、退職後早めに次の仕事を決めると、失業手当ではなく「就業促進手当」をもらうことができます。これは、失業手当の残り日数から計算されるもので、「お祝い金」的なものです。

だから、早めに次の仕事を決めたからと言って損をするわけではありませんので、「失業手当を全部もらうまでは就職しない!」なんて思うのはやめましょう。

無理に就職する必要もありません

とは言え、「遊んでいたら失業手当はもらえないし、ちゃんと求職活動をして採用が決まったら就職しよう」と思う必要はありません。

まず、求職活動で必要となるのは、1回の認定あたり2件だけなので、2回分の求職活動があれば大丈夫です。それ以外の日は遊んでいても大丈夫です。

また、求職活動をした結果採用の連絡をもらったとしても、その会社に就職しなければならないわけではありません。たとえば、せっかく給料の安い会社を辞めて、もっと高収入の会社を探そうと思っていたのに、失業手当をもらうための求職活動のために若干妥協した企業を受けてしまうこともあると思います。このような場合は、そのまま就職しなくても、「辞退」すればOKです。

求職活動は応募の結果も報告しなければなりませんが、「採用」と書きながらも、「条件に合わないので辞退することにしました」と報告すれば、そのまま失業手当をもらい続けることはできます。

もちろん、すぐにいい会社を見つけて働くのが一番ではありますが、失業手当があるうちはじっくり自分が納得できる就職先を探してもいいのではないでしょうか。焦って就職してもまたすぐに転職することにもなりかねないので、ぜひ自分に合った仕事を納得いくまで探してみてくださいね。