「家事育児と仕事の両立」あなたはハードルを上げ過ぎていませんか?
2014年7月13日
育児をしながら仕事をしている女性は多いです。でも、共働きの家庭が増えたとは言え、まだまだお母さんたちの負担は大きく、改善できるところがたくさんあると思います。
働くお母さんを取り巻く厳しい環境はいろいろありますが、それ以前に、自分で自分を苦しめていることはないでしょうか?
お母さん業は大変です
パート勤務でも大変なのに、フルタイムで働いている方はかなりハードな生活を強いられているのではないかと思います。子どもが大きくなればかなり負担は減りますが、小さい子供がいるあいだは育児でもやることは山ほどありますし、家事も多いです。
子どもの教育のためにも、散らかった部屋を放置するのは心苦しいですし、買ってきた惣菜ばかりの食卓も後ろめたい、と感じておられるかもしれません。
でも、お母さんとしての仕事って、そもそも多すぎるのかもしれません。適度に手を抜けばいいものを、「がんばらなくちゃ!」と思ってしまうあまり、苦しくなっていませんか?
日本のお母さんはすごい!?
日本のお母さんのすごさを象徴するものの一つが、「お弁当」です。
キャラ弁なども流行っていますが、子供のために作るお弁当って小さなおにぎりと、数種類のおかずをちまちま詰め込んで、さらに栄養バランスや彩りまで気を遣いますよね。
でも、こんな普通のお弁当を見て、海外の方はとても驚くそうです。日本の「お弁当」は、もはや芸術レベルだと評価する人も多いんですよ。
食事にここまで手間暇をかけていることからも分かるように、日本のお母さんはハイレベルです。お弁当だけでなく、普段の食事でも、外食をしたりお惣菜を買ったりするのは気が引けるので、がんばって自炊している方は多いと思います。
でも、欧米では料理に手間をかける人が少なく、インスタント食品への抵抗も少ないと言われています。わたしたちの感覚からいえば「添加物とか大丈夫?」なんて思ってしまうのですが、考え方がぜんぜん違うみたいですね。
女性が家事に割く時間も、欧米に比べると日本の女性は格段に多いと言われています。
でも、そこまで評価されていても、実際には「まだまだちゃんとできていない」「もっと毎日きちんと掃除したい」と思っている人も多いと思います。
働き方に合わせて、家事・育児の配分を変えるべき
もちろん、時間があるなら丁寧に家事をした方が気持ちいいですし、子育てにも時間をかけることはできます。でも、働く以上はそこまでがんばるのは無理があります。
すでに十分頑張っているのに、これ以上頑張るのは大変ですし、いつか爆発してしまうかもしれません。そのため、働き方に合わせて、家事育児のやり方も変えていかなくてはならないのです。
家事については、今ほど頑張らなくても、どうにでもなるものです。働いているなら、食器洗浄機やルンバなどを導入して家事にかける時間を減らすのもいいでしょう。育児に関しても、自分だけで頑張るのではなく、保育園との連携も必要ですし、他にも習い事をさせて子どもにいろんあ経験をさせてあげるという方法だってあります。
日本の女性は、特に頑張りすぎていると言われています。もっと手を抜いて、楽に家事育児をこなしていかないと、仕事も大変になりますよ。