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お母さんが働いていると子どもがかわいそう?3歳児神話はウソだった

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子どもがいるお母さんが働くのは大変なことです。今は子供がいる家庭のうち半分以上は共働きですが、それでもパート勤務などで労働時間を抑えて、家事育児と仕事を必死に両立させている人が多いです。

小さい子供がいるのに働いているお母さんの中には、「子供に申し訳ない」という思いを持っている人も多いです。でも、本当に子どもはかわいそうなのでしょうか?

「3歳ぐらいまでは育児に専念すべき」

最近は昔に比べると女性が働くことに対しての批判も少なくなっていますが、それでもまだまだ否定的な意見は多いですよね。特に「小さい子供がいるお母さん」に対しての批判は多いです。

「子供が小さいうちは、お母さんがそばにいてあげなきゃ」
そう言う人が多いですし、お母さん自身も、「子供が小さいうちは一緒にいてあげたいけど……」と、後ろめたい気持ちを抱えていることがあります。

でも、実は子どもが小さいときにお母さんがずっと一緒にいる必要はありません。

「子供が小さいうちは母親がそばにいるべき」という考えを、3歳児神話と言います。3歳ぐらいまでは、母親は育児に専念すべきだ、というのです。でもこれは、アメリカの大規模な調査で否定された考え方です。

子どもが健全に育って行くために、母親が仕事をせずにずっとそばにいるかどうかは、関係が無かったんです。

たしかに、親としては小さい子供はとってもかわいいですし、できればずっと一緒にいて成長を見守りたいという気持ちにはなります。でも子どもの方は、保育園に預けられていても祖父母に預けられていても、健全に育つ力を持っているんです。

大切なのは、母親がそばにいるかどうかではなく、母親以外の大人がしっかり子どもを育てていけるかどうか。つまり、きちんと子供のためを思って育児をしてくれる保育園の先生や祖父母がいれば、母親が働いていても子どもは健全に育つんです。

お母さんだって働いていいんです!

最近は少しずつ、「子供は地域全体で育てるもの」という意識をもつ人が増えてきたように思います。子どもは、将来の日本を支える宝です。現実的な話をすれば、今の子供たちが成長して、働くようになれば税金を納めて、私たち大人世代の生活を支えてくれることになります。

だから、地域全体、国全体で、子どもたちを育てていかないといけません。

よく言われる「古き良き時代」のように、親が家事や仕事で子どもの面倒を見ていなくても、子供が一人でお買い物に来ても、近所の人たちの目があれば子どもは危険な目に遭うことはありません。

たとえばサザエさんに出てくるタラちゃんは、3歳のくせに一人で公園へ遊びに行ったりしていますね。現代では考えられない光景なのですが、近所の人たちが子どもに関心を持っている環境があれば、そんなこともできちゃうわけです。

今はまだそこまで子どもを取り巻く環境は良くなっていませんが、子どもを取り巻く環境を良くしていくためには、お母さん自身が後ろめたい気持ちを持たずに堂々と働くことも大切だと思います。

保育園の先生は働くお母さんの味方ですし、実際に子持ちで働きだすと、応援してくれる人がいっぱいいることに気づけるのではないでしょうか。

子どもの環境を良くするのはお母さんの役目

小さい子供がいるからと言って母親がそばにいる必要はありませんし、堂々と働けばいいのですが、それは、子供を放置してもいいという意味ではありません。

母親が働く場合には子どもを保育園などに預けることになりますが、自分が仕事をしているあいだの、子どもを預ける環境というのは親が整えてあげる必要があります。

保育園に入れる前にあらかじめ何度も見学に行ってから子供に合っていそうな保育園を選ぶ、というのも子どもの環境を整えるためには欠かせません。また、祖父母に預けるときには子どもの昼寝のリズムや食事に関することなどを祖父母に伝えておく、ということも重要です。忙しいからと言って、この手間を惜しんではいけないと思います。

でも、子どものことを考えて、子どもが育つ環境さえ整えてあげれば、母親が働くことは何も悪いことはありません。むしろ、子供がいろんな人と関わる中で成長するのは、母親とべったり一緒にいるよりもいい影響が多いと言われています。

自分は働くことに関して子どもに申し訳なく思うのではなく、子どもが健全に育って行ける環境を整えることに、時間と労力を使って見てはいかがでしょうか?