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「仕事が遅い」人と「仕事が早い人」の違い、勘違いしていませんか?

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よく「あの人は仕事が早い」「あの人は仕事が遅い」といったことを言いますが、仕事が早い、とはどういうことなのでしょうか?

実は、多くの人が勘違いしていることがあるんです。

仕事が「早い」の意味とは

仕事が早い、という言葉を使いますが、この言葉をよく見てください。「早」という漢字です。
「はやい」という漢字は2つありますよね。「早」と「速」です。この2つの漢字は、意味が違います。

「速い」というのはスピードを表します。だから、「時速」「分速」というようにスピードを表す言葉に使われます。

「早い」というのはタイミングを表します。「早く起きる」「まだ時期が早い」などと使いますね。
もし、「速く起きる」と言ってしまうと、それは朝早く起きるという意味ではなく、「起き上がるスピードが速い(布団を蹴り飛ばしてガバッと起きるイメージ)」という意味になってしまうでしょう。

「仕事が速い」と言ってしまうと、仕事をするスピードが速いという意味になります。つまり、他の人が1時間かけてやる仕事を、仕事が「速い」人は30分でやってのけてしまう、というようなイメージですね。

でも実際には、「仕事が早い」と書きます。つまり、仕事をこなすスピードが速いのではなく、仕事をするタイミングが早い、という意味なのです。

仕事に取り掛かるのが早いかどうか?

仕事が早い人というのは、仕事をこなすのが速いのではなく、仕事に取り掛かるのが早いのです。
つまり、「あの人は優秀だから」というのは通用しません。与えられた仕事にすぐ取り掛かれる人が「仕事が早い人」、与えられた仕事になかなか取りかからない人が「仕事が遅い人」だということです。

そう考えると、誰でも「仕事が早い人」になれる可能性はあります。では、どうして仕事が早い人は、すぐに仕事に取り掛かれるのでしょうか?

効率化とスケジュール管理

仕事が早い人になるためのポイントは、大きく2つあります。

一つは、仕事の効率化です。
仕事が早い人は、仕事を効率よく進めるために、さまざまな工夫をしています。たとえば、メールは定型文を用意していて、送る相手に応じて少し変えるだけで送れるようにしている。そうすれば、一からメールを書く必要はなく、メール対応にかける時間を短縮できます。

また、同じような仕事はまとめてやってしまうことによって、効率アップをしていたり、分からないことを一から調べるのではなく、前任者に資料をもらってくるなど、省ける労力はとことん省いて効率をあげているものです。

もう一つは、徹底されたスケジュール管理です。自分がいつ、どのような仕事をするかを細かくスケジューリングしている人は、仕事の効率も上がりやすいですよね。それだけではありません。細かくスケジューリングすることによって、急に入った仕事に対しても、臨機応変に対応することができます。

急に仕事が入ってきたときでも、スケジュールをきちんと組んでいればどこに・どれぐらい「空き」があるのかが分かります。そして、普段からスケジュール管理を細かくしている人は、与えられた仕事にどれぐらいの時間がかかるかも想定しやすいので、「今この仕事を入れても、明後日まで少しペースを上げれば十分対応できる」というように即座に計算できます。

すると、他の人が「どうしよう、先にこの仕事をやってからじゃないと次の仕事はできないかな……」などと悩んでいるあいだに、さっさと仕事を始めて、他の人がようやく取り掛かったころにすでに仕事を終らせてしまったりするのです。

早く始めれば早く終わる

仕事をこなすスピードが速くなくても、取り掛かるのが早ければ仕事は早く終わります。そして、仕事が早く終われば、それだけ周囲からの信頼を得ることができます。

周囲からの信頼を得られると、さらに大事な仕事を任されやすくなり、仕事が早い人は他の人よりも速いスピードで成長していきます。

すると、仕事をこなす「速さ」もあがってきて、どんどん仕事が早い人になっていくのではないでしょうか。仕事を速くこなすのにはかなりの努力が必要になりますが、仕事に早く取り掛かることは誰にでもできるはずです。

「どうせわたしは仕事をこなすのが遅いから」なんてあきらめずに、まずは仕事にすぐに取り掛かるように意識してみてくださいね。