転職する前に確認しよう!クレジットカードを持っていますか?
2014年7月5日
転職を考えているということは、今は別の仕事をしている、ということですよね?ごく当たり前の質問ではありますが、今仕事をしている、ということは非常に大切なことなんです。
今回は、転職前のクレジットカードについてお話ししたいと思います。
クレジットカードは持っておいた方がいい
クレジットカードを持っていないという人もけっこういるようです。「現金主義だから」と、カードを使わないどころか、そもそも作っていない、というわけです。
もちろん、お金の使い方はひとそれぞれ自由ですし、かならずしもクレジットカードを持たなければならないということはありません。でも、基本的には、クレジットカードはあった方が便利です。
そして、転職したあとには、クレジットカードを作りたくても作れなくなってしまうのです。
転職前にクレジットカードを作ろう
クレジットカードというのは、要はカード会社の信用でお金の支払を後回しにすることです。クレジットカードで支払いをした買い物は、翌月以降にカード会社から請求されることになります。
つまり、クレジットカードを持つためには、カード会社から「この人はきちんと支払いができる人だから大丈夫」だと思ってもらわなくてはならないのです。クレジットカードを持つためには、申し込み後の審査をクリアする必要があります。
でも、転職直後というのは、非常に審査に通りにくい状態になってしまうのです。クレジットカードを作る際には、勤務先や年収も知らせる必要があります。申込書類には必ず記入欄があるものです。
カード会社は勤務先や雇用形態、年収などを見て、「この人にわが社のクレジットカードを使ってもらっても大丈夫か」ということを審査するのです。また、「この人なら限度額いくらまでなら使ってもらっても大丈夫か」ということも審査されます。
そして、クレジットカードの審査には、勤続年数も関係しています。つまり、転職直後だと勤続年数は1年未満ですから、審査に通りにくくなってしまうのです。まったく審査に通らないわけではありませんが、転職前の方が、ある程度の勤続年数があるはずですから「この人には安定した収入がある」と判断されやすいのは言うまでもありません。
転職活動がうまくいかないときにも役立つクレジットカード
普段クレジットカードを使わない人でも、転職活動がうまくいかない場合はクレジットカードに助けられることもあります。
クレジットカードは、後払いができるシステムです。つまり、すぐに転職先が決まらずに無職も期間が長引いても、クレジット払いで買い物をすればとりあえず今支払いをせずに済みます。もちろん、翌月以降に請求はくるのですぐにお金は準備しなければなりませんが、支払を後回しにすることで今のゆとりを確保できるのは大きな魅力ではないでしょうか。
さらに、クレジットカードにはキャッシング機能が付帯しています。クレジットカードを作るときに希望しなければキャッシング機能がついていないこともありますが、後から希望して付けてもらうこともできます。(一応審査はありますが)
キャッシングは借金ということなので極力使わない方がいいのですが、転職活動が長引いてしまって手元にお金がなくなってきた場合には、キャッシングをしてとりあえず食いつなぐ、ということができます。キャッシングの返済については当然手数料がかかりますので損になります。だから、あまり使いすぎないようにする、というのは大切ですよ。
転職活動が長引けば、貯金も底をついてしまうかもしれません。そのときのために、保険としてキャッシング機能付きのクレジットカードがあると安心できますよ。
注意!転職後はすぐに変更手続きを
転職前にクレジットカードを持っていても、転職後には勤務先の変更をしておく必要があります。手続きをせずに放っておくとカード会社に対してウソをついていることになりますからよくありません。バレた場合にはカードの利用を止められてしまうこともあるので十分に気を付けましょう。
転職したことをカード会社に伝えても、いきなりカードが止まるようなことはありません。大幅に年収が減った場合などはもしかすると限度額が下がることもあるかもしれませんが、かならず手続きしておくようにしてくださいね。
転職後に、たまたまクレジットカードが必要になって作ろうとしても、転職直後だと審査に通らないこともあります。そうならないように、できれば転職を決める前にクレジットカードを持っておくようにしましょうね。また、すでにクレジットカードを持っている人でも、キャッシング機能がついているかどうかを確認し、ついていない場合は念のためにキャッシング機能をつけておくのがおすすめですよ。