人間関係が原因のストレス……こんなストレス解消はNG!
2014年6月29日
人間関係のストレスで悩む人は多いと思います。職場の人間関係というのは簡単に切ることもできませんから、ニッチもサッチもいかなくて悩んでいる人は少なくありません。
SNSに悪口書いていませんか?
人間関係によるストレスを解消するために、最近はSNSへ書き込みをするという人も多いようです。
しかし、ストレス解消のためにSNSに悪口や愚痴を書き込むのはおすすめできません。あなたは、仕事で嫌なことがあったとき、SNSで愚痴を書いたり、悪口を書いたりしていないでしょうか?
facebookやtwitterなど、SNSへのネガティブな書き込みは、極力控えるべきです。
たしかに、みんなの目に触れるところに書き込みをすることで、友だちから応援してもらったり、慰めてもらえたりするものですが、問題もあるんです。
ネガティブな感情は伝染する
周りに不機嫌な人がいると、こちらまで嫌な気持ちになってしまいますよね。SNSの場合でも、直接相手に不機嫌なところを見せるわけではないのに、文字だけでもネガティブな感情が伝染してしまうものです。
周りの人をネガティブにさせようが関係ない!という人もいるかもしれませんが、たいていの人はそうではありませんよね。友達を不快な気持ちにさせてまで、SNSに愚痴を書き込むのはやめた方がいいでしょう。
もちろん、友だちならあなたの書き込みに対して優しい言葉をかけてくれるとは思いますが、内心はドンヨリとした気持ちになっているはずです。
愚痴を見られる可能性もある
最近は、twitter上で不適切な画像を掲載することによって炎上騒ぎになる「バカッター」騒ぎもちょくちょく起きていますが、彼らに足りないのは「twitter上は公共の場である」という意識です。友達同士の悪ふざけを世界中に発信しているという意識を持っておかなくてはなりません。
仕事の愚痴も同じです。twitterは特に、誰に見られている分かりません。「誰にもアカウント教えてないから大丈夫」なんて思っていたら大間違い。何がきっかけでバレるか分からないのですから、不用意に愚痴を書き込んではいけません。
facebookやmixiなど公開設定を選べるSNSでも同じです。「仲のいい友達にしか公開してないから大丈夫」と考えていてはいけません。パスワードが流出することはありますし、何かのきっかけでたまたまスマホを見られたときにバレる可能性もあります。
もしくは、自分のミスで公開範囲を誤ってしまうこともあるでしょう。
また、そんな書き込みのことをとっくに忘れていたとしても、その後友達になった人がさかのぼって投稿を読んでいくこともあるでしょうから、自分のネガティブな書き込みであまり見られたくないものは、ネット上に残すべきではありません。
愚痴りたいなら電話か直接会って
誰でも、愚痴を言いたくなることはあると思います。でも、愚痴を言うならネット上に書き込むのではなく、仲の良い友達に直接電話で言うか、もしくは会って話すようにしましょう。
そうすれば、その愚痴はその場限りのものになりますし、他人に見られることもなければ、文字としてずっと残り続けることもありません。
書きたいなら日記帳へ。
誰かに愚痴りたいわけではなく、ただ自分の思いを文字にしたい、という人もいると思います。でも、それならリスクの高いネット上に書き込むのではなく、紙に書いた方が安全です。
普通のノートに、自分の思いを書きなぐることは良いストレス解消になります。SNSに載せるわけではないので文章を推敲する必要もありませんし、カッコ悪いことも、恥ずかしいことも自由に書くことができます。
そして、自分だけの愚痴や悪口を一通り書き切ったら、SNSに書き込むよりもスッキリするはずです。書き終わった紙は捨ててしまってもいいと思いますし、誰にも見られないところにしまいこんでもいいでしょう。
SNSへ悪口や愚痴を書き込むのはリスクが高いことだと理解して、あまりネガティブなことは書かないようにしてくださいね。