ぼそぼそ話すのはNG!面接でハキハキ話すためのコツ
2014年6月14日
面接について、思うことがあります。
それは、対人スキルが高い人は有利だということです。
どんな仕事にもハキハキ話すことは必要?
明るく、積極的に、ハキハキ話す人は好感を持たれ、信頼されやすいです。一方、うつむき加減でボソボソ話す人は暗い印象になり、信頼されにくくなります。
もちろん、接客などハキハキ話す必要がある仕事であればそれでいいのですが、そうでない仕事の場合もあります。本当はすごいスキルを持った人なのに、対人スキルが低いというだけで面接では不利になってしまうんです。
でも、よく考えてみれば「対人スキルは高いに越したことはない」ものの、それより大事なものってあるはずです。それなのに、
- その仕事に関するスキルはそこそこでも対人スキルが高い
- その仕事に関するスキルはずば抜けていても対人スキルが低い
こういう二人がいた場合、対人スキルが高い人の方が採用されてしまう、ということが多々あります。
たとえば伝統工芸なんかの職人さんだと、寡黙でどちらかと言えば愛想も悪い感じの人っていますよね。でも技は一流です。会社員の場合、それが通用しないところがあるのではないでしょうか?
つまり、面接で有利になろうと思えば、面接のときだけでもいいので対人スキルを高くする必要があるのです。
面接でハキハキ話すには
とは言え、もともと引っ込み思案だったり人と話すのが苦手な人が、一瞬で対人スキルの高い人に変身するのは至難の業です。そんなに簡単に人と話せるようにはなりません。
ただ、訓練次第である程度のレベルに持って行くことはできます。
面接の練習をたくさんする
まず、おすすめなのは面接の練習をしっかりしておくことです。自信というのは練習量に比例します。学生時代の部活でも、十分に練習ができているときには自信を持って、落ち着いて挑むことができますが、練習不足を自覚しているといつも通りのパフォーマンスすら発揮できなかったですよね。
面接の練習は、一人でもできるものです。話す内容をある程度まとめておき、いくつかの質問を想定してしっかり答える練習をしておきましょう。これだけで、かなり変わりますよ。
面接までのあいだに人と話す
一人暮らしだったりすると、「朝起きてから誰とも話すことなく面接に行く」ということもあると思います。でも、それでは声が出ません。人前で話すことが得意な筆者でも、いきなり話せと言われるとうまく声が出ず、その結果ぼそぼそした話し方になってしまうこともあります。
そこで、面接の前に誰かと話すようにしてみてください。できれば、他人に話しかけるのがおすすめなのですが、それはハードルが高いと思うので、友だちや家族と、時間をとって話すようにしてみてください。電話でもかまいません。
10分程度でも話して声を出しておくと、面接のときには声が出しやすくなり、ハキハキ話しやすくなりますよ。
ちなみに、筆者の場合は他人に話しかけたりします。たとえばコンビニの店員さんなどです。「良い天気ですね」というのでもいいですし、店員さんのメイクや接客を褒めることもあります。「そのネイルいいですね。自分でやられたんですか?」なんて話していると、面接で初対面の面接官に対しても臆せず話しやすくなります。
できそうであれば、ぜひ試してみてくださいね。
元からハキハキ話せる人は少ない!
生まれながらにして話すのが得意な人もいると思います。芸人のザキヤマ(山崎弘也さん)なんかはまさにそんな感じです。でも、そういう人は本当に少数派で、多くの人は「仕事だから」と意識してハキハキ話せるようになった人です。たとえばナイティナインの岡村さんは、普段は無口な人として知られています。
「仕事だから」「必要だから」と意識することによって、たいていの人はある程度話せるようになるものです。面接では、初対面の人に対して自分をアピールするというとても難しいことをしなければなりません。時間も限られているため多くのことは話せませんから、話し方や雰囲気が与える影響も大きくなってしまいます。
十分な練習をして、そして、事前にしっかり声を出しておくだけでもいつもより上手に話せるはずです。面接の際には、ぜひ参考にしてみてくださいね!