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非正規雇用向けの資格制度でわたしたちは働きやすくなるのか?

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政府は、非正規雇用向けの資格制度を創設する方針を固めたそうです。

では、この資格制度とはどういうものなのでしょうか?まだ詳しいことは分かりませんが、概要を紹介したいと思います!

接客(対人サービス)向けの資格を作る

今回創設されるとされているのは、流通・派遣・教育・健康といった分野。その中でも、対人サービスをおこなう人向けの資格を創設する、ということだそうです。

流通・派遣・教育・健康というのは非正規雇用の人の割合も高いです。

接客に関する仕事はそもそもアルバイトなど非正規雇用の人が多く、それゆえ雇用が不安定なことが問題視されていますよね。

資格の具体的な仕組としては、厚生労働省から委託を受けた団体が認定することになっていて、流通は「日本百貨店協会」、派遣は「日本生産技能労務協会」、教育は「全国学習塾協会」、健康は「日本フィットネス産業協会」がすでに、政府の方針に応じたそうです。

資格はすでにいろんなモノがありますが、資格の中には民間資格でいまいちそのすごさが分からないものもたくさんあるんですよね。今回は、政府が委託した団体が認定することによって、資格の有用性や信頼性を高めることが狙いになっているようです。

正社員登用や転職がしやすくなる?

この資格制度を作ることによって、非正規雇用の人が転職しやすくなったり、正社員登用されやすくなったりする、と言う狙いがあります。

非正規雇用では、雇用の不安定さだけでなく給料の少なさも問題です。だから、正社員になれたり、他の会社に転職しやすくなるのはとてもいいことですよね。

ただ、個人的には、この資格制度を作ったからと言ってそこまで状況が変わるわけではないと思います。
というのも、大きな企業であるほどに非正規社員を正社員登用するための制度は整っているところは多いですし、小さい会社の場合は制度としては無くても、本当に優秀だと認められるような人ならすでに正社員にしているというところもたくさんあるからです。

今回創設された資格をとったとしても、求人自体が増えることとは関係がありませんから、あまり期待しすぎてもいけないのではないでしょうか?

とはいえ、資格制度が作られることによって、採用の際の判断がしやすくなり、面接でうまくしゃべれないことがあっても履歴書に書いている資格が効果を発揮して採用に至る人もいるかもしれません。そういう意味では、決して無駄なものとは言えませんね。

資格制度についてはまだ方針として固まったという段階なので実際に運用されるのはまだ先だと思いますが、今非正規で働いている人は情報をこまめにチェックしておくといいと思いますよ!