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正規雇用にこだわるべき?就職活動で気になる雇用形態の話

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昔に比べると、非正規雇用の人はかなり増えました。2013年には、非正規雇用者が初めて2000万人を突破し、全体の38.2%を占めるようになっています。

この問題を解消しなければならない!!ということで政府もいろいろとがんばっているようですが、やはり正規雇用にこだわった方がいいのでしょうか?

正規雇用と非正規雇用の違い

まず、正規雇用というのはいわゆる「正社員」のことです。一方非正規雇用というのは「契約社員」「派遣社員」「アルバイト」「パート」などが該当します。

正規雇用と非正規雇用の大きな違いは、雇用期間に定めがあるかどうかです。
たとえば契約社員や派遣社員だと、1年間など契約期間が決まっていて、契約更新してもらえれば働き続けることができますが、契約更新してもらえなければ働けなくなります。

正規雇用の場合も「解雇」されることはありますが、正当な理由なく解雇することはできないので、よほどのことが無い限りは解雇されないのです。

他にも違いはあります。
非正規雇用の場合は、基本的にはボーナスはありません。ボーナスが出る場合もあるのですが、職場によってバラバラで、ボーナスが無いところの方が多いです。さらに、社会保険への加入ができない、というデメリットもあります。社会保険というのは健康保険や厚生年金のことですが、若い人の場合は「社会保険が無い方が手取りが増えるからラッキー♪」なんて思っていますよね。それは間違いです。特に年金は、国民年金と厚生年金では将来受給できる金額が大きく変わってきます。

ちなみに、非正規雇用でも一定の要件を満たせば社会保険への加入義務が生まれます。一定の要件とは、勤務時間や勤務日数が正社員の4分の3以上というものですので、契約社員や派遣社員の場合はもちろんアルバイトやパートでも、加入義務があるケースは多いです。(そして、実際には守られていないことが多いです)

また、正規雇用ではない場合は有休が取れないなどの違いもあります。これも、本当は要件を満たせば与えられるべきものですが、あまり守られていません。さらに、非正規雇用だと役職につけない、という問題もあります。これも別にそう決まっているわけではないですし、実際パートタイマーが店長を務める飲食店もありますが、実際には役職につくのは正社員のみ、という会社が圧倒的に多いです。

ただ、やはり一番の違いは雇用の安定、というところです。非正規雇用の場合はいつ契約を打ち切られるか分からない中で働かなくてはならないので、不安定な身分だと言うことができるでしょう。

非正規雇用で困ることは?

実は、女性の正規雇用者数は、「男女雇用機会均等法」が施行されてからまったく増えていないという事実があります。働く女性の数自体は増えてきていますが、実際に増えているのは非正規雇用だけで、会社役員になる女性の数だって全然ふえていません。

男性の場合は非正規雇用になる人が増えており、生活が安定しないために結婚に踏み切れず、結婚しない人が増えている原因にもなっています。

非正規雇用だと、このように生活が安定しないので結婚ができないとか、そもそも所得が少なくて最低限の暮らしさえままならない人が少なくありません。「むしろ生活保護をもらった方が儲かる」みたいな笑えない現象も起きていますから、国としてもなんとか対策を打たなくてはいけませんね。

ただ、非正規雇用であっても、生活に困っていない人もいますし、結婚して子供を育てている人だってたくさんいます。
夫婦ともに非正規雇用だとしても、共働きなら年収500万円程度は十分に稼げますし、また、夫婦によっては世帯年収が600万、700万という家庭も少なくありません。

さらに、非正規雇用の人が多いということは、非正規雇用の求人も多いということです。正規雇用にこだわらなければ、仕事は比較的見つかりやすいとも言えるでしょう。

雇用形態よりも、スキルアップを!

「正規雇用でないと!」と正社員として働くことにこだわるよりも、自分自身のスキルアップにこだわる方が、今後生活が安定していくのではないでしょうか?

これだけ働き方や生き方が多様化した現代では、正規雇用にこだわることの意味はあまりないかもしれません。正社員になったとしても、その会社がつぶれてしまうことだってありますし、先のことはわかりません。モノやサービスもどんどん新しくなってきているということは、その流れに乗り遅れた会社は淘汰されてしまうと言っても良いでしょう。

それならば、働く上での基本的なスキル、たとえばビジネスマナーなやPC操作などをしっかり身につけておき、さらに自分が得意な仕事を1つ2つ作っておくのがおすすめです。

国が雇用問題を解決してくれるのを待っていてもいつになるか分からないのですから、まずは自分でできることをしていった方がいいかもしれません。

たしかに、正規雇用の方が安心して働けることには違いありませんが、きちんとマナーやスキルを付けていれば非正規雇用であっても仕事に困ることはありませんし、非正規雇用から正社員登用されることもあります。

正規雇用だけでなく、非正規雇用も含めて仕事を探せばより自分の希望にあった仕事を見つけられる可能性が高くなるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!