模擬面接、自分の姿を録画&検証してみよう
2014年6月1日
面接対策の一環として模擬面接はよくあることですが、実際におこなっている人はあまり多くないようです。
時間が無いなどの理由もあると思いますが、「恥ずかしい」と思っている人も多いのでは?
でも、恥ずかしがっていても仕事は決まりません。万全の面接対策をするためには、やはり模擬面接はやった方がいいのではないでしょうか?
模擬面接は撮影しよう!
せっかく模擬面接をするなら、撮影するのがおすすめです。
そんなこと、よけいに恥ずかしいと思いますか?
でも、ただ何度も練習するよりも、模擬面接の様子を撮影して自分で見直し改善すべき点を探す方がより効率的に面接の精度を高めることができます。
撮影の仕方
模擬面接の撮影をする場合は、もちろんいいカメラが必要なわけではないので、スマホで十分です。鮮明に映っている必要もありません。
ただ、面接の際の自分の動きが見えるように撮影しましょう。
音声を録音するだけでもいろいろと発見がありますが、動きも撮った方がより改善すべきところがたくさん見つかりますよ。
撮影する場合は誰かに撮影を頼んでもいいですが、撮影してくれる人がいなくても、もしくは一人で模擬面接をするにしても、適当なところにカメラを設置しておくだけでOKです。
たとえば机の上に立てかけておくなどでもいいですし、全体が映るように調整しておけば大丈夫です。
音声でチェックすべきところ
撮影した動画はすぐにチェックしましょう。
音声は、主に自分の声をチェックします。
声の大きさ・高さ・テンポなど、聞きやすい声になっているかチェックして、改善すべき点を探しましょう。
何度か繰り返すうちに、話し方がかなり上手になると思いますよ。
また、声以外の音声でも気になるところはないでしょうか?
たとえば咳払いが多すぎる、すり足で歩いている、足音がどんどんとうるさいなど。そういう点もチェックして、無駄な音が無いようにしましょう。
動きでチェックすべきところ
動きでは、まず基本的なところをチェックします。
おじぎの角度や姿勢、座るときの足の位置など、みっともない動きや姿勢をしていないかチェックしてください。
さらに、話している最中の身振り手振りについても見てみましょう。日本人は特にジェスチャーが少ないと言われていますが、多少ジェスチャーを入れながら話す方が伝わりやすくなります。体を硬直させたままだと声も出にくいですし、手を動かすだけでものびのびと話すことができますよ。
撮影することで成長の速度が劇的に早くなる
ただ普通に練習するよりも、模擬面接の様子を撮影して自分でチェックして改善していく方が、完成度はかなり高くなります。普通に練習するだけだと何十回もやらなくてはならないかもしれませんが、撮影したものを見返すことによってそこまでたくさんの回数をこなさなくても良くなるので、ぜひ取り入れましょう。
実際に撮影したものを見ると、自分の動きや声に愕然とする人は多いです。声は自分で聞いている声と人に聞こえている声がちがうのでびっくりしますよね。でも、人にどのように聞こえているのかが分かっている方が声の出し方も工夫することができてキレイな声で話すことができますよ。
動きに関しても、自分で思っている以上にだらしない・自信なさげ・エラそうなど、意外な特徴に気づくこともありますし、また「すぐに鼻を触る」などのクセを発見できることもあります。
撮影することによって分かることは本当にたくさんあるので、ぜひ試してみてくださいね!