面接で「簡潔に自己紹介」をする方法
2014年5月29日
あなたは、1分で自己紹介をしてください、と言われたら何と言いますか?
簡潔にまとめて話す、というのは実はけっこう難しいものです。でも、面接の際には必要になってきますから是非対策をしておきましょう。
短すぎても長すぎてもいけない!
自己紹介では、たとえば「○○大学○○学部○○学科の○○です。よろしくお願いいたします」といったことを言うと思います。
でも、これだけでは短すぎますね。言い方にもよりますが、短すぎるとなんとなく冷たいイメージになります。
かといって、「わたしは大学で~~に取り組んでいました。そのとき、こんなことがあってどうのこうの~~」と長々と話すのも嫌がられます。「話がまとめられない人」と思われては損ですね。
わたしもいろんな人の自己紹介を観察してきて思ったことですが、「ちょうどいい自己紹介」ができる人は本当に少ないです。面接の場でなければそこまで重視されないのでかまいませんが、面接は今後の人生を決めると言ってもいいほど重要なものですから、自己紹介も上手くできなければいけないのです。
でも、心配しなくても大丈夫!
その場で考えようとせずに、あらかじめ内容を考えておけばいいんです!
自己紹介を考えよう
自己紹介の内容は「所属・氏名・自己PR」の3点を伝えましょう。
所属は大学の名前や学部、学科などです。もし、転職などで今働いていない人はここは言わなくてOKです。
難しいのが自己PRですね。自己PRを簡潔にまとめられるかどうかで、上手い自己紹介になるかどうかが決まります。
自己PRは履歴書やエントリーシートにも書いていると思いますので、それを少しアレンジして対応してもいいでしょう。
簡潔にまとめるためには、伝えたいことを絞ることが大切です。あれもこれも話すと長ったらしくなりますから、伝えたいことは1点にしてしまいましょう。「わたしは○○な性格で、御社の○○なところに共感しました。」でもいいですし、「わたしは大学時代、サークルで○○という成果をだしました。この経験は御社でも役立てることができるのではないかと思っています」というのでもいいですね。
時間を計ってみるのもおすすめ!
面接の際には緊張するので、つい早口になってしまう人も多いものです。でも、せっかく自己紹介を考えたのですから、面接でも完璧に言えるようにしておきましょう。
そのためには、実際に時間を計りながら何度も練習するのがおすすめです。時間を計りながら練習すれば最適な速度やテンポが分かりますよ。
また、何度も練習することによって、自然な自分の言葉で話せるようになります。しっかり考えた自己紹介というのはどうしても棒読みになってしまいがち。暗記して棒読みするだけでは気持ちがこもりませんし、面接官に訴えかけるものがありません。
でも、何度重練習すると、だんだんと自分が言いやすい言い回しにすることができますし、徐々に自分らしい言葉になってくるので面接でも自然に話すことができますよ。
自己紹介で失敗することがないように、しっかり準備しておいてくださいね!