面接時、ドアのノックを3回にすべき理由
2015年4月11日
面接は、名前を呼ばれたら、ノックして部屋に入るところから始まります。
このとき、あなたはドアを何かいノックしますか?
ドアノックには正式なマナーがある
ドアノックには正式なマナーがあるのですが、そのマナーを知らない人はかなり多いです。また、そもそもドアのノック回数について考えたことすらない、という人も相当数いるはずです。
しかし、ドアノックにはマナーがあります。
2回……トイレをノックするとき
3回……友人や家族など、親しい間柄のとき
4回……オフィシャルな場でノックするとき
このように、正式には、「ちゃんとした場でのノックは4回」と決まっているんですね。ただ、ビジネスシーンでは3回に省略してもいいことになっています。
そのため、面接でのドアノックは2回ではなく、3回すべきだということがわかります。
知っているかどうかの差は大きい
正直、面接官の中にも、ドアノックのマナーについて知らない人はけっこういると思われます。しかし、もし、面接官がマナーに詳しい人だとしたら、ドアノック2回なんて恥ずかしくてできませんよね。
もちろん、ノックが2回だったからと言って、それだけで落とされるわけではありませんが、こまかいところにまで気を使っているか、最低限のマナーが身に付いているか、という点ではノックを3回した人の方が有利になることは間違いありません。
今まで、ドアのノックはすべて2回に統一していたという人は、今日からでも3回ノックに切り替えてみましょう。面接のときだけやろうと思っていても忘れてしまうこともありますし、普段から正しいノックのやり方に慣れておき、面接で失敗しないようにしてくださいね。
ドアの締め方にも注意!
ドアの開け閉めに関して、もう一つ注意しておきたいことがあります。それは、ドアの締め方です。たいていのドアは、閉まるときに「ガチャッ」と音がしますよね。これを、気にしない人も多いですが、マナーとしてはドアの閉まる音を出さないようにしなければなりません。
ガチャッと音が鳴らないようにするには、ドアノブを回した状態でドアを締めればいいだけです。実際にやってみると分かりますが、ドアノブを回した状態でドアを静かに締めると、最小限の音しかなりません。※たとえ静かに締めても、ドアノブを回していなければ最後に「ガチャッ」と鳴ってしまいますの注意しましょう。
面接時、本当に大事なのは何を話すか、面接官に何をアピールできるか、ということです。しかし、それ以外の部分、特にマナーに気を付けることによって話すことに重みをもたせたり、良い印象を与えたりすることができるのも確かです。ドアのノックや開け閉めにも気を配って、良い印象をアピールしてみてくださいね。