がんばりを認めてもらって職場にとって「欠かせない存在」になる方法
2014年5月19日
安定して働く上で、また、プライベートを充実させる上で、職場で「欠かせない存在になること」は非常に重要です。
参考→職場で「欠かせない存在」になることの意義とは
では、職場にとって欠かせない存在になるには、どうすればいいのでしょうか?
基本を徹底する
まず、職場で必要とされる人になるためには、働く上での基本を徹底してください。
などなど、ビジネス関係の本に書かれているような基本を、しっかりできるようになりましょう。
「基本」と言いながらも、実際にはできていない人も多いですよな。何かしら理由をつけて遅刻・欠勤したり、きちんと挨拶ができていなかったり。基本を守るということは、言い訳をせず、何が何でもそれを徹底してください。
基本を徹底できている人というのはとても少ないです。もちろん職場にもよるでしょうが、基本を完璧に、徹底しているだけでもすでに他の人よりも有利な場所に立っていると考えて問題ありません。
プラスαの魅力を伝える
基本を徹底した上で、さらに必要となるのがプラスαの魅力です。
などなど。
他の人が持っていない資格というのは、もちろん業務内容に関係あるものです。関係ない資格はあまり意味がありません。また、他の人が思いつかないようなアイデアというのは自分にとっても難しいものですが、「どうせ他の人も同じようなことは考えているだろう」と思って発言しないのではなく、試しに言ってみるとそれが採用されたりします。
普通に仕事をしているときでも、他の人がただできた資料を重ねるだけだとしたら、あなたは資料を10部ずつに揃えてふせんで区切った状態で提出したり、人数が少なければそれぞれ「○○さん」と宛名を書いて提出するなど他の人がやっていないことをすれば、それはプラスαの魅力になります。
また、何か提案する際にも、他の人よりも数歩先に進んだ提案ができるのは望ましいことです。そのためには「この問題を解決するにはどうすればいいか」と考えるのではなく「この問題を解決した上でさらに発展させていくためにはどうすればいいか」ということを考える必要があります。
いい人間関係を築く
その職場で評価されるには、人間関係も大切です。いくら優秀な人でも、他の社員とうまく人間関係が築けない人にいられるとやりにくいものです。
常に全体を把握して、良好な人間関係を築けている人は、職場にとってありがたい存在だと言えるでしょう。
ただ人間関係の場合、すべての人と仲良くなることを目指す必要はありません。それは非常に難しいことだからです。
中には意地悪な人、あなたの脚を引っ張ろうとしてくる人もいるでしょう。そういう人と敵対する必要はまったくありませんが、相手にしていてはいけません。
大切なのは、あなたを評価してくれる上司や同僚、それからあなたのフォロワーになってくれる後輩、さらに取引先の人や顧客です。
さらに、人間関係を良好に築ける人というのは裏がありません。それも、信頼される要素の一つでしょう。
欠かせない存在になるために必要な努力は決して多くない
会社にとって欠かせない存在になるには、かなりの努力をして、ずば抜けたスキルを持たなければならない、ということはありません。
まずは基本を徹底する、そしてプラスαの魅力を持ち、人間関係を良くする。これだけで、職場にとってはかなり重要な人材になれるはずです。それだけ、多くの人はそこまでやっていないのです。
もちろん、仕事をする上ではもっと努力をしてスキルアップが必要な場合もありますが、欠かせない存在になること自体は、そこまでたくさんの努力が必要なわけではないように思います。ほんの少し意識して行動を変えていくだけでも十分なはずなので、少しずつ実践してみてくださいね。