人材派遣会社登録まとめ TOP >  仕事の探し方 > 本当にやりたいことなんて、やってみなくちゃ分からない!

本当にやりたいことなんて、やってみなくちゃ分からない!

ID768

自分がやりたいことが明確に分かっている人というのはほとんどいません。分からないなりに、自分にできそうな仕事の中から自分の興味があるものを選んで働いています。

では、どうすれば自分がやりたいことがわかるようになるのでしょうか?

本当にやりたいこととは

わたしたちは、やりたいことを「職業」としてとらえがちです。だから、本当にやりたいことがわからなくなるのかもしれません。

たとえば、「将来お医者さんになりたい!」と言っている子どもは、本当に医者になりたいのでしょうか?医師というのは職業の一つです。でも、わたしたちがやりたいことというのは職業で決められるものではないのです。

将来お医者さんになりたいと言っている子どもに「それはどうして?」と理由を尋ねると、さまざまな答えが返ってきます。「人の命を助けたいから」「細かい作業が好きだから、手術に向いてると思う」「お金持ちになれるから」などなど、医師を目指す理由は人それぞれです。

では、こういった理由を持っているなら、医師である必要はあるのでしょうか?
人の命を助ける仕事は医師だけではありません。看護師だってそうです。また、歯科衛生士、歯科技工士、助産師、理学療法士、救急救命士などなど、医療に関わる仕事はたくさんあります。

また、人の命に関わる仕事と言うのであれば、警察官や警備員として安全を守ったり、心理カウンセラーとして自殺する人の防止に貢献したりと、いろいろな方法で人の命に関わることができるはずです。

「細かい作業が好き」ならば伝統工芸の職人さんだっていいでしょうし、製薬会社の研究者になってもいいかもしれません。「お金持ちになれるから」という理由なら、他にお金もちになれそうな仕事はいくらでもあります。

こうして考えてみると、大切なのは職業ではなく、その職業に就きたい理由の方ではないでしょうか。
その職業に就きたい理由というのはつまり、どのような生き方をしたいのかということです。

まずはじめに「どのような生き方をしたいのか」という思いがあって、そこから「それならこんな仕事がある、こんな資格がある、こんな会社がある」と実際の仕事に置き換えていき、いろんな働き方を見ながら、自分が理想とする生き方をより具体的に自覚していくことが大切だと思います。

やる前からわかるわけがない!

では、「人と話すのが好きだから、接客とか営業の仕事がしたい」と思っていたとします。
それなら、それ以上は深く考えずに、とりあえず興味のある仕事をやってみるのがおすすめです。

その仕事が本当に自分に合っているかなんて、やってみなければわからないのですから。

ソムリエの田崎真也さんは日本を代表する遊泳なソムリエですが、はじめは全然違う仕事をしていました。工業高校を中退してから海員学校に入ります。その後飲食店で働くようになり、料理の道に目覚めます。そこからは和食の店で働いたりフレンチのお店で働いたりして、「自分は料理の仕事がしたい」と思っていたそうです。でも飲食店の仕事には、主に「調理」と「サービス」の2種類があり、いろいろな仕事をする中で、「調理ではなくサービスがしたい」と思うようになりました。
でも、サービスの仕事をするにはワインにも詳しくならないといけない。そこで、ようやくソムリエの勉強を始めたのです。その後25歳で国内のソムリエコンクールで優勝し、そこからソムリエとして働くことになりました。

いかがでしょうか。はじめから「ソムリエ」という職業を目指していたわけではなく、興味がある仕事をやりながら徐々に自分がやりたいことを絞っていった様子がよく分かりますよね。

わたしたちも、やってみる前から「この仕事が合うのか分からない」なんて考えて躊躇せず、とりあえず働いてみて、それから考えることが大切なのではないでしょうか。

自分の理想の生き方を考えよう

本当にやりたいことというのは、職業を基準に考えるのではありません。生き方で考えるべきです。
教師になりたいと思っていたとしても、それは「人に教える仕事がしたい」という希望であれば、塾講師でもいいですし、経営コンサルタントとして経営者に教える人になってもいいですし、営業職としてお客様に商品の魅力を教える仕事でもいいわけです。

その中から、自分が本当にやりたい仕事を見つけることができるでしょう。やってみる前からあれこれ考えないで、まずはいろんな仕事をやってみてもいいと思いますよ。