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仕事の向き不向きを考える

あなたは、どんな仕事が自分に向いていると思いますか? 人によって、仕事の向き不向きはあります。それをどこまで理解しているかによって、仕事の探し方は大きく変わってくるはずです。

向いている仕事は意外と分からない!?

誰でも、自分がどんな仕事に向いているかはだいたい分かっていると思います。たとえば、筆者の場合で言えば「グロいのは苦手だから医師とか看護師は無理」とか「完全固定給でインセンティブがない仕事は嫌」といった感じです。他にもいろいろありますが、こんな感じのことであれば、誰しも自覚しているかと思います。

しかし、これだけでは向いている仕事を絞り込むことはできません。世の中にはびっくりするほどたくさんの仕事がありますから、「これはできる」、「これは苦手」といったことを何十個並べたとしても、「じゃあ何の仕事が向いているのか?」ということを考えると到底分からないものなんです。

さらに、向いている仕事というのは、特定の職業で限定するものではありません。たとえば、医師に向いていると考えている人でも、医師には内科医もいれば外科医もいますし、皮膚科医もいます。勤務医もいれば開業医もいますし、産業医なんかもあります。それぞれ、働く時間や休日の数、働くスタイルもまったく異なるものですよね。ですから、ただ職業で区切るというのはナンセンスな考え方です。

子どもなら、「将来はお医者さんになりたい」でいいのですが、大人になったのであれば、もっと詳しく、具体的に自分の適性を考えなければならないでしょう。

向き不向きは重要です

「そんなこと言ったって、とりあえず仕事があればそれでいいし、そこまで真剣に向き不向きを考える必要はないのでは?」なんて考えていませんか?

仕事の向き不向きというのは重要です。もし、向いていない仕事をしていると、あなたは苦痛を感じるはずです。仕事がなかなか覚えられなかったり、他の人と同じようにできなかったりしてストレスを感じますし、会社の方も、向いていない人が働いていることで収益が挙げられず、損をしているかもしれません。

向いている仕事であれば、あなた自身が楽しく充実した毎日を過ごせ、会社にとってもメリットが大きくなるものです。

どんな仕事が向いていてどんな仕事が向いていないか、ということは、今から仕事を探す人にはぜひ真剣に考えていただきたいことなのです。

できることとやるべきこと

仕事の向き不向きを考えたとき、「自分がやりたい仕事」ばかりを考えてしまう人がいるのですが、それだと絞りこむことができません。

もちろん「やりたい」という気持ちはとっても大切ですが、そのほかにあと2つ、「できること」と「やるべきこと」という視点を持つのがおすすめです。

いくらやりたいことでも、できないことであればその仕事はできません。宇宙飛行士になりたくても、なれる可能性が無いなら考えるだけムダというやつです。そこで、やりたい仕事でも、「できる仕事」と、「もうちょっとがんばればできそうな仕事」を対象に絞っていく必要があります。

次に、「やるべきこと」についても考えてみましょう。「やるべきでないこと」というと詐欺師とかひったくりとかそういうことになってしまいますが、もはや仕事ではないので考えなくて大丈夫です。やるべきことというのは、「自分がやった方がいいと思えるもの」ということです。

たとえば、社会的意義の大きな仕事。イラストレーターと伝統工芸の職人という2つの仕事をやりたい場合、より社会的意義が大きそうなのは伝統工芸の職人です。どちらもはじめはお金にならない仕事ですが、伝統工芸の方が後継者不足に悩んでいるところが多いです。

また、自分のスキルを活かすというのも、「やるべき仕事」を考えることに繋がります。たとえば、コミュニケーション能力が高く、営業の仕事で全国ナンバーワンになったような人が、結婚して専業主婦として家庭にこもっていたら「もったいない……」と思ってしまいませんか? 司法試験に合格したのに弁護士にならなかった人が、コンビニでアルバイトをしていても「もったいない」と思うはずです。

あなたにも、何か飛び抜けた能力ではなくとも、人より得意なことはないですか? それなら、特技の関係ない仕事に就くより、その特技を活かして誰かの役に立つ仕事をする方が有意義で、「やるべき仕事」だと言えるのではないでしょうか?

自分に向いている仕事を考える際には「やりたいこと」、「できること」、「やるべきこと」の3つの視点から考えると絞り込みやすくなりますよ。

今までの経験をもとに考える

自分がやったことの無い仕事に対して、向き不向きを考えるのは難しいものです。実際にその仕事をしてみないと分からないことはたくさんあります。

自分に向いている仕事を考えるときには、まずは今までの自分の経験から考えてみるのが一番でしょう。今までに働いた経験の無い人や、ずっと一つの会社で働いてきたような人の場合は比較対象が無く難しいかもしれませんが、別に仕事に限る必要はありません。

たとえば、「学生のときにこういう活動をしていた」とか、「友達の中ではこういう立ち位置だ」といったことを考えても、ある程度どんな仕事が向いていそうかは推測することができます。

自分に向いている仕事は、ピンポイントで「これだ!!」と決められるものではありませんが、「こういう内容の仕事」、「こういう人を相手にする仕事」というようにある程度絞りこんでいくと、仕事を探すときに自分に、向いているものを見つけやすくなるのではないでしょうか。