あなたに「素直さ」はありますか?仕事ができない人は素直じゃない!
2014年5月2日
仕事をする上で必要なのは、「素直さ」です。素直な人は伸びます。素直じゃない人は伸びません。
と、頭では分かっていても、実際には実践できていない人も多いんです。
素直さが無いとはどういうことか
仕事ができない人の多くは素直さがありません。それは、具体的にはこういうことです。
何か、仕事上の指示を受けたときに、仕事ができない人はその通りにやろうとしません。「これって今やった方がいいのかな?」「このやり方でいいのかな?」「あの人ヒマそうなのに、どうしてわたしに頼んだんだろう?」など余計なことを考えて、仕事に取り掛かろうとしないのです。
仕事ができない人からすれば「これは余計なことじゃない。今考えてることが終わったら、仕事に取り掛かるつもりなんだ!」と思うかもしれませんが、それが素直ではないのです。
素直な人というのは、そういったことを考えずにとにかく仕事に取り掛かります。だから、仕事が終わるのが早い。すでに指示は受けているのですから、自分は指示通りに動けばいいと素直に受け止めていれば、すぐに仕事に取り掛かることができ、その分仕事が早く終わり、周りからの評価は高くなっていきます。
仕事ができる人は、こうして仕事ができるようになっていきます。
一方、仕事ができない人は、仕事に取り掛かるのが遅い上、なぜか指示通りにやろうとせず自己流のやり方でやったりします。その結果、仕事の締め切りを破ったり、指示とは違う仕事をしたりします。すると、周りからの評価は「仕事ができないやつ」ということになります。
本人からすれば、「だってこの方がいいと思ったから」「でも自分なりに考えたし」などの言い分もあるものなのですが、はじめから素直に指示通りの仕事をしていれば良かったものをわざわざ引っ掻き回してややこしくしていることに気づかなくてはなりません。
素直になるにはまず動くこと
仕事をする上で、自分の頭で考えることは大切です。でも、それは上司から受けた指示の内容についてあれこれ考えを巡らせることではありません。そんなことは仕事以外のときにやればいいのです。
仕事ができる人は、それよりも「もっと効率的にできないか」「もっと見栄えよく仕上げるにはどうすればいいか」といった仕事の質や効率について考えています。もちろん、素直な人は締め切りを破ったりもしません。
素直じゃないと、仕事では損をします。不満があっても、まずは指示通りに動かなくてはならないのです。
素直じゃない人は、「指示通りにやったら失敗するし、失敗したら怒られる」なんて思っているかもしれませんが、そんなことはありません。あきらかに「これは間違いだろう」という場合を除いては、指示の内容に多少の不満があっても、その通りにやればいいのです。
たいていは、それで問題ありません。万が一不具合があったとしても、それは指示をした人の責任であって、自分の責任ではない!とまで考えれば、もう少し素直に動けるのではないでしょうか。(もちろん、指示を出した上司のせいだと言っても、自分も謝る謙虚さは必要ですよ)
仕事以外でも、素直じゃない人は人間関係やプライベートでも損をしていることがあります。言われたことをそのまま受け取る、という素直さがあれば、きっともっと周りからの評価も高くなるのではないでしょうか。