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連続で不採用をもらったわたしが正社員採用を勝ち取るまでの体験談

jin1787

仕事がなかなか決まらないこともありますよね。何社も不採用になってしまうと、気分も落ち込んできて心が折れそうになってしまいます。筆者もそういう経験がありますが、なんとか今、無事に暮らしています。

3歳の息子を連れての離婚、そして仕事探し

当時、わたしは離婚して地元に帰ってきたところでした。実家に居候させてもらい、働いてお金が貯まり次第、子供と二人で住むという約束でした。

子供が3歳とまだ小さいこともあって、事務職を中心に仕事を探し始めました。事務職なら土日祝休みですし、一般事務だとお給料は安いですが、子供と二人ならそれなりに暮らしていけると思っていました。

わたしは、こう言ってはなんですが、それまで面接というものに落ちたことはありませんでした。高校の推薦入試も、アルバイトの面接も、正社員の面接だって、一度も落ちたことは無かったのです。だから、少しだけ自分に自信がありました。「子供がいるから不利なところはあるけど、それでもすぐに決まるだろう」と。

5社連続不採用の結果……

一般事務と、それから未経験可の経理事務に応募しました。でも、結果はすべて不採用。その時点で仕事を探し始めてから2か月。今思えばたった2か月ですが、今まで仕事探しに1週間以上費やしたことがなかったわたしはへこみました。

このまま仕事が見つからなければ、今あるわずかなお金もすぐになくなってしまいます。実家にいるとは言っても実家にはわたしたちを養うほどの余裕はありません。

一社目を落ちた時点ですでに心が折れかけていたわたしですが、さすがに5社も落ちると気分はどん底です。「このまま仕事が見つからない、なんてことがあるんだろうか……」と、かなり不安になったのを覚えています。

ネガティブモード、仕事が決まらない理由。

仕事が決まらないのは、やはり小さい子供がいるからかな、と考えました。そして、シングルマザーという境遇。小さい子供がいると急に熱を出すこともありますし、しかもシングルマザーの場合は「夫に子供を頼む」ということもできないので、すぐに仕事を休むと思われたのかもしれない。

実際、結婚していたときには1歳の子供がいても正社員の仕事を決めています。そのときと今の違いは、わたしがシングルマザーかどうかだけ。「シングルマザーって偏見があるのかな」という考えもありました。

さらに、わたしは事務職として働いたことがなく、そのことも原因だと思いました。ただ、実際には前職はほぼ事務職のような仕事で、PCの操作や電話応対等一般事務に求められるような仕事内容は一通りできていたんです。それを、わたしは自分への自信の無さから面接でアピールすることができず、「まったくの未経験」として面接を受けてしまっていたのです。

もっと上手くアピールできていれば、採用されることもあったかもしれません。でも、当時のわたしはそこまで考えられていませんでした。

ポジティブモード、仕事が決まらない理由。

でも、わたしはうじうじ考えていても仕方ないので、ネガティブでいることをやめました。ポジティブに考えて、仕事が決まらないのは自分のせいではない、と思うようにしたんです。

当時は「リーマンショック」が起こった翌年で、日本の景気は最悪でした。ハローワークにはいつも人でごった返していて、仕事が見つかりにくい状況だったんです。わたしはここぞとばかりに不景気のせいにして、「今はリーマンショックのせいで採用されないだけだ」「企業も、よほどいい人材でない限りは新しい人を採用しようとしないんだ」と考えるようにしました。

そうやって考えると、少しずつ気持ちは楽になっていきました。

サービス業への応募

結局、仕事が決まらないことには何も始まらないので、わたしは事務職にこだわることをやめて、「なんでもいいから仕事くれ!!」という勢いでとあるサービス業に応募しました。

新規オープンの美容系の仕事。これもまったくの未経験なんですが、未経験歓迎と書いてあったし、しかも時給が良かったんです。正社員ではなくアルバイトになりますが、とにかくアルバイトでもなんでもお金を稼がないと生活がやっていけないので、もはや雇用形態は関係ありませんでした。

面接に行った結果、あっさりと採用されました。あれだけ悩んでいたのがウソみたいに、みるみるうちに元気になって、新しい仕事へのやる気が満ち溢れてきました。アルバイトなので少し不安ではありましたが、時給が高いので一般事務程度には稼げますし、土曜日は出勤ですが日祝は休ませてもらえるという条件で採用してもらえたので、本当に良かったです。

そして、正社員へ

その仕事はアルバイトでした。しかも、サービス業。前職はわりと固い仕事をしていたので、サービス業はチャラチャラしたイメージを持っていましたが、その通りでした。

わたし以外のスタッフは年齢も20歳ちょっとで、残念ながらイマイチ真面目ではありません。すぐに仕事を手抜きしたりサボったりします。でも、わたしはそういう手の抜き方はできないので、スタッフの中で少し浮きながらも真面目に仕事をしていました。

すると、入社して8か月後ぐらいに正社員登用が決まったのです。その会社はわりと規模の小さい会社だったこともあって風通しが良く、店長が社長に話をつけてくれていたらしいのです。

正社員になっても給料がアップしたわけではないのですが、社会保険に加入できたのは大きな変化でした。さらにその1年後には役職手当によって収入もアップして、事務職として働くよりも断然高いお給料をもらうことができました。

仕事が決まった勝因

連続で不採用の通知をもらいへこみまくっていたわたしがなんとか正社員として働くことができた勝因。一つめは、自分を責めることをやめたことだと思います。景気のせいにして、「わたしは別に悪くない」と思うことによって、沈んでいた気持ちを浮き上がらせることができました。

そしてもう一つは、あえて採用されやすそうな簡単な仕事を選んだことだと思います。こう言っては失礼かもしれませんが、わたしがいた職場はまだ会社自体が新しく、スタッフの接客レベルも高いとは言えませんでした。スタッフ自身の意識も低かったと思います。

でも、だからこそわたしは面接で採用され、そして、正社員に登用されたのだと思います。もし、たまたまハイレベルな職場で採用されていたとしたら、わたしは正社員に登用されることはなかったでしょう。はじめは高望みをして仕事を探していましたが、思い切って別の仕事を選ぶことで成功することもあるんですね。

この体験談が、何かの参考になればうれしいです。