人材派遣会社登録まとめ TOP >  仕事の探し方 > 女性の働き方、みんなはどんなキャリアを希望しているのか?

女性の働き方、みんなはどんなキャリアを希望しているのか?

ID2120

女性の社会進出が進んだのは1980年代ですが、未だに男性との賃金格差があったり、昇進に不利になったりと、まだまだ男女平等とは言えませんよね。女性はバリバリ働くという選択肢もありますが、一方で結婚を機に退職したり、育児に専念したり、パートとして働いたりと、さまざまな選択肢があるので迷ってしまう人も多いのではないでしょうか?

一般職か、総合職?

では、他の女性が仕事を探すときに、どのようなことを重視しているのでしょうか?

まず、総合職か一般職か、という選択肢がありますよね。少し前までは「女性=一般職」というイメージがあったものですが、最近は総合職の女性も増えています。

2013年の調査によると、女性の就職時の希望はこのようになっています。

  • 一般職……13%
  • エリア総合職……19%
  • 総合職……63%

そして、実際の就職ではこのようになっています。

  • 一般職……15%
  • エリア総合職……20%
  • 総合職……57%

当初総合職を希望していた人のうち、一部はエリア総合職や一般職になってしまったというケースもありますが、大半の人は希望通りに総合職として就職できているということがわかりますね。一般職・エリア総合職も含めて、「当初の希望通りになった」という人は全体の72%になっています。

一般職を希望する人の意見としては、「結婚しても子どもを産んでも続けやすいから」という理由が多いようです。たしかに、総合職の場合は転勤をともなったりして結婚後続けにくいということはありますね。長く働き続けたいという人の方が、一般職を選んでいるのかもしれません。

総合職を選んでいる人は、給与面で有利であること、そしてキャリアに制限がないことを理由としている人が多いようです。

女性の多くは、「できればなるべく長く、この会社で働きたい」と思って入社しています。しかし、実際には働く女性のうち6割は、結婚を機に退職していると言われています。結婚しても子どもを産んでも仕事を続けられている人というのは、育休やフレックスタイム制が充実している大企業勤務の人か、一部の自営業の人などに限られているため、大企業で働きたいと思っている女性は多いのではないでしょうか。

退職後数年は家事育児に専念し、その後社会復帰するという女性もけっこう多いですが、その場合も正社員としての復帰が難しく、パートタイマーとして働いている女性が多いです。希望と現実はまだまだ差があるようです。

企業選びで重視することとは

企業研究で意識したこととして挙げられているのは、以下のようなことです。

  • 残業や休日出勤の実態……63%
  • 育児休暇の取得率……57%
  • 女性社員の平均勤続年数……48%
  • 転勤の実態……42%
  • 女性管理職の人数(割合)……27%
  • 女性社員の賃金……22%
  • 女性活躍推進室などの有無……12%
  • 社内結婚の多さ……6%
  • その他……5%

上位に上がっている項目を見てみると、やはり「結婚しても子どもを産んでも働き続けられるのか?」ということを気にしている女性が多いことがわかりますよね。

男性の場合、「自分が結婚しても子供が生まれても仕事が続けられるか?」なんてことを気にする人はいないと思います。そう思うと、やはりまだまだ、結婚や出産でキャリアを諦めないといけなくなるのは女性だということです。

今は政府も「女性の活用」とか言って女性をもっと働かそうとしています。そして、女性自身ももっと働きたいと思っています。しかし、そのためには女性たちが就職の際に重視するようなことを、どんな企業でも実現されることが必要なのかもしれません。

就活でやっぱり女性は不利?

面接などの場面で、女性だから得をした、ということもあれば、女性だから損をした、ということもあると思います。

女性の方が得だと言えることは、「一般職か総合職かを選べるなど、働き方が多彩」ということや、「受ける企業によってメイクや髪型を変えて印象をコントロールできる」「万が一内定がとれなくても、女性は結婚して家庭に入ることもできるから気が楽」などなど。(アンケート調査での意見であって、筆者の意見ではありません)

一方、女性が損だと言えることは、「総合職を受けたのに一般職を勧められた」「今後の結婚や出産の予定を聞かれて嫌な気分になった」「総合職でなかなか内定がとれなかった」などなど。

全体的に考えると、バリバリ働きたいと思っている女性は特に、「女性は不利!」と感じる場面が多いかもしれません。

かと言って、制度の問題やオジサンたちの時代遅れな考え方を批判していても意味がありません。批判したい気持ちは分かりますし、筆者自身もたびたび批判することではありますが、批判するだけでは内定をもらえるわけでもないのです。理不尽な思いをすることも多いですが、ちょっとでも良い条件の会社に入れるように、精一杯頑張りたいものですね。

女性の働き方は多彩ですから、希望するキャリアも人それぞれ違います。今は専業主婦に憧れる女性も多いと言われていますし、一方でバリバリ働きたいと思っている女性も多いです。どんなキャリアを選ぶとしても、自分らしさや自分がやりたいことを重視して、妥協せずに就職活動をするのが一番いいと思いますよ。