ルーティンワークを増やせば創造性の高い仕事ができるようになる
2014年4月27日
みなさんは、「ルーティンワーク」と聞いてどのようなイメージをしますか?
・決まりきった仕事
・単純な仕事
・いつもと同じ仕事
・つまらない仕事
このようなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
ルーティンワークというのは、慣習や日課のようなもので、当たり前のものとして繰り返しおこなわれるような仕事のことです。
たしかに、「毎日がルーティンワークの繰り返しで、張り合いがないよ」みたいな使われ方をしてますから、なんとなくネガティブなイメージになりますね。
でも、創造性の高い良い仕事をしようと思うなら、ルーティンワークは喜んで受け入れるべきです。
詰まらないことを考える時間をなくす
毎日同じことをやるというのは、ある程度機械的にこなすことができるものです。
たとえば、「朝起きて、トイレに行って、歯磨きをして顔を洗う」という一連の流れは、寝ぼけていても、何の問題もなく毎日できますよね。
これが、毎日やることが決まっていない場合、まず「何をやろうかな」というところから考えなくてはなりません。
先に歯を磨いてからトイレに行くか、それともトイレ、朝食、歯磨きの順番の方がいいのか……、なんて、考えるの面倒ですよね。考える時間自体は短いものかもしれませんが、これを仕事でやってしまうと大変です。
「今日は何から始めようかな?メールチェック?資料作成?クライアントに電話?」なんて考えている暇があるなら、少しでもタスクをこなす方が効率的です。
だから、ルーティンワークを増やすべきなんです。
毎日同じ流れで問題ないところに関しては、いちいち考えずに流れ作業的にこなしていくんです。そうすればいちいち考える必要はありません。
クリエイティブなことを考えやすくなります
ルーティンワークは、頭を働かせなくてもできる仕事です。詰まらないことで頭を使わなくていいので、大事なことを考えるための時間が増えます。
また、つまらないことを考えていると頭の中が散らかりますが、余計なことを考えなくていいということは、必要なことだけを考えられるのでひらめき力もアップするんです。
今回、記事のタイトルには「創造性」というカッコイイ言葉を使いましたが、べつにクリエイターでなくても、創造性は必要ですから誰にとっても大事なことだと言えます。
一般事務の仕事であっても、「より見やすい資料を作るにはどうすればいいか?」「書類不備を減らすにはどうすればいいか?」など、今の状況をより良くしようとすることは、新しい仕組みややり方を考えることですから、創造性のある仕事だと言えるでしょう。
ルーティンワークにできること
ルーティンワークをパターン化していくことで、効率よく仕事を進めることができ、より創造性の高い仕事ができるようにもなります。
筆者の場合は在宅で仕事をしているので、このようになっています。
朝起きて、歯磨きをしながら仕事部屋に行きPCの電源を入れる。
子供の朝食を作り、食べさせているあいだに自分の着替え。
子供を学校へ送り出したら、洗濯開始。洗濯が終了するまでに部屋の片づけをし、記事をひとつ書く。
それから仕事・プライベート関わらず問い合わせやアポ取りの電話をする。
青汁とプロテインを飲む。(もしくはヨーグルトを食べる)
洗濯物を干し終わってから掃除。
午前の仕事開始。13時ごろに食事。
その後必要であれば買い物へ。買い物に行かない場合は仕事。
18時に仕事終了。
洗濯物を取り込み、夕食の支度をする。
19時に夕食。その後洗濯物の片づけなど家事を済ませ、入浴。
21時に子供が寝たあとは、フリータイム。勉強をしたり、セルフマッサージをしたり、晩酌をしたり。
0時前後に就寝。
だいたい、このような流れで一日を過ごしています。
もちろん、友だちとのランチが入ることもありますし、他の用事が入ることもありますが、基本はこの形です。
わたしの場合21時以降は基本はフリーにしていますが、イレギュラーの用事が多かったときなどは、21時以降にも仕事をすることで遅れを取り戻すようにしています。
このように、毎日の仕事をパターン化してしまうと本当に楽です。
自分で決めなければならないことが減ると、もっとクリエイティブなこと、もっと有益なことに頭を使えるようになり仕事の質も高くなります。
毎日どうでもいいことに悩まされているという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!