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「バイト敬語」やりがちな間違いとは?

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あなたは、いわゆる「バイト敬語」を使っていませんか?働く上では敬語は欠かせませんが、正しい敬語を使えていないと逆に失礼になってしまうこともあります。

そこで、今回はありがちな敬語の間違いを紹介したいと思います。

「○○でよろしかったでしょうか?」

お客様に対して、「以上でよろしかったでしょうか?」「こちらでよろしかったでしょうか?」などと言っていませんか?これはよくある敬語の間違い。

正しくは、「以上でよろしいでしょうか?」「こちらでよろしいでしょうか?」です。

丁寧に言っているつもりでも、「よろしい」を「よろしかった」というように過去形にする必要はまったくありません。この間違いは知っている人も多いので、間違って「よろしかったでしょうか?」と言っている人を見ると気になってしまう人も多いんです。

「○○のほう」

「お箸のほう、お付けしますか」「コーヒーのほう、お持ちしました」という言い回しを耳にすることも多いですね。これも、丁寧に言っているつもりで実は間違っている敬語の例です。

「○○のほう」というのは、方向を表す言葉です。「北のほう」「あちらのほう」など。また、方角以外で使う場合でも、2つ以上の中から選ぶときに使う言葉ですね。「大きいほう」「小さいほう」というように使います。

たとえば、食後のドリンクを選ぶときに、「コーヒーと紅茶、どちらになさいますか」と聞かれてお客様が「コーヒーのほうください」というのは間違いではありません。

しかし、店員がコーヒーを持って行くときには、「コーヒーのほう」と言う必要はないのです。というわけで、正しくは

「コーヒーをお持ちしました」が正解です。

「了解です」

何か指示を受けたときに、「了解です」と言うことは多いですね。でも、これも実は敬語として間違いだって知っていましたか?目上の人に対して、「了解」と言うのは間違いなんです。

正しくは「承知しました」です。

承知しました、もしくは承知いたしましたと言うようにしました。上司や先輩以外に、お客様に対しても「了解しました」と言ってしまう人もいますが、これも間違いです。

お客様に対しては、「承知しました」でもいいですし、「承りました」と言うのもおすすめですよ。

「店長はいらっしゃいません」

仕事で使う敬語で気を付けたいのが、身内に尊敬語は使わない、というルールです。

普段、上司や先輩などに対しては当然敬語で話しますね。しかし、社外の人と話すときには、自分の会社の人のことを尊敬語で話してはいけないのです。

お客様からの問い合わせで、「店長はいらっしゃいますか?」と聞かれて「店長はいらっしゃいません」というのは間違い。

正しくは、「店長はおりません」です。

ちなみに、「いる」という言葉の敬語表現はこのように、間違う人が多いものです。

【「いる」の敬語表現】
謙譲語……おる
尊敬語……いらっしゃる

たとえば、自分のことを話すときに「いらっしゃる」とは言いませんよね。「今日は6時まで社内におります」というように、「おる」を使います。ところが、お客様や上司に対しても「おる」を使ってしまうことは多いものです。

「2名でお待ちの○○様はおられますか?」なんていうのは間違い。「○○様はいらっしゃいますか?」が正解です。このように、「おる」と「いらっしゃる」がごっちゃになっている人は多いので、意識して気を付けるようにしましょう。

正しい敬語を使えるようになろう

正直、敬語というのはけっこう難しいものです。丁寧に話しているつもりでも、謙譲語と尊敬語がごっちゃになってしまったり、「みんな使っているから」と安心して使っていた言葉が実は間違っている、というのもよくあります。さらに、誤用が広まると誤用の意味も正しい表現として認められる場合もありますから、きっちり線引きできるわけではありません。

たとえば、「とんでもございません」というのも実は間違った敬語表現ですが、最近は認められつつあります。

正しい敬語を使うには、マナー本などを1冊読んで、基本を知っておくことが大切だと思います。自分自身は気にならなくても、言葉遣いを気にする人は案外多いもの。相手を不快にさせないように、言葉遣いには気を付けましょうね。