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頼まれたら断れない……という人が角を立てずに断るコツ

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仕事というのは、誰もが平等にできるものではありません。
一人の人に大きな負担がかかる一方で、仕事中にも関わらずヒマを持て余していても平気な人だっています。

あなたがもし、仕事を抱え込んでしまうタイプなら、早めに対処法を身につけておくことが大切です。

仕事を抱え込んでしまう理由は2つある

仕事を抱え込んでしまう理由として、一つは「頼まれたら断れない」という性格があります。
「断ったら信頼を失いそうで怖い」「ただ単にNOというのが苦手」「できなくはないから引き受けてしまう」などの考えで、仕事をなんでも引き受けてしまっていませんか?

もう一つの理由は、「責任感と使命感が強すぎる」という性格です。
責任感が強い人、使命感が強い人というのは、人に頼まれなくても、「これはわたしがやっておこう」「わたしがやらなくては!」と、勝手に仕事を抱え込んでしまいます。

今回は、この2つの理由のうち、頼まれたら断れないタイプの人の対処法を紹介したいと思います!

仕事の状況を客観視しよう

まず、仕事を断れないという人は、自分が置かれている状況や、職場の他の人の状況を客観視することから始めましょう。

自分の状況については、スケジュール帳やTO DOリストを作成していれば把握できているはずです。スケジュール帳やTO DOリストを作っていないとか、もしくは整理できていないという人は、まずはこれらを整理してください。

このとき、自分にあとどれぐらいの余力があるのかも考えます。ただ、いつ何があって、いつ何をやらなければならない、ということだけを把握していても意味がありません。
たとえば「この仕事には2時間かかるし、こっちの仕事には3時間かかる。だから、今日はあと1時間分の余力はある。」というような感じです。
これを、日単位だけでなく週単位、月単位でも把握しておくようにします。慣れてしまえばいちいち時間計算をしなくても、スケジュール帳を見ただけで、「今週は○時間分ぐらいの余力はあるな」と判断できるようになるはずです。

次に、仕事全体の状況を把握します。たとえば、職場でヒマを持て余している人がいないか?ということ。
仕事を頼まれやすいのは、あなたでなければならない場合もありますが、あなたでなくても良い場合もあり、ただ「頼みやすいから」という理由だけで頼まれてしまっています。

そこで、別にあなたがやらなくても大丈夫な仕事を、他の人に振ることができないかを把握しておくようにします。
このときに重要なのは、他の人の特性も把握しておく、ということです。
「○○さんは書類関係は早い」「△△さんはアポ取りがうまい」など他の人の特性を理解していれば、仕事に応じて振る相手を選定することができますし、その方が職場全体がうまく回るようになります。

NOと言わなくても断れる

仕事を断れない人は、NOと言うことが怖いと思っている人もいますが、別に「無理です」「できません」と言わなくても、仕事を断ることはできます。

仕事を頼まれたら、

「はい、わかりました。ただ、今週は仕事が立て込んでいて期日に間に合わせることはできなさそうです。来週の火曜日に仕上げることはできるんですが……それなら、○○さんは△△のことならお詳しいので、○○さんにお願いした方がいいかな、と思います。わたしから頼んでみましょうか?」

と言えば良いんです。
できなくても、「できない理由」と「代替案」を伝えれば、嫌なカンジはしませんよね。

自分にほとんど余力がないとか、自分でなくても他に手が空いている人がいるのであれば、断ってしまえば良いんです。
上記のようにきちんと断れば、信頼を失うどころか、むしろ「あの人は的確に仕事をこなしてくれる」という評価に変わるはずです。

断わらない方が迷惑をかけることを知っておこう

仕事を断れずにたくさんの仕事を抱え込んでしまうことは、むしろ人に迷惑をかけることもあります。
たとえば、過労によって倒れてしまったら、会社に迷惑がかかることは容易に想像できますよね。「わたしにばかり仕事を押し付けるからこうなったんだ!」と会社を責めることは簡単ですが、仕事を引き受けたのはあなた自身なのですから、会社ばかりを責めることはできません。

また、他に自分よりもその仕事に向いている人がいるかもしれないのに、あなただけに仕事が集中しているような状況は、他の人の成長のチャンスや活躍のチャンスも奪っていることになります。
もっと言えば、「○○さんなら1時間で済む仕事なのに、この仕事に慣れていない自分がやったことで3時間もかかってしまった」ということもあります。これは、生産性の面で考えれば、会社に損害を与えているのと同じだといことも理解しておいた方が良いでしょう。

このように、ただ「断れない」というだけで仕事を抱え込むことは、けっして良いことではありません。会社のためにも、もちろんなにより自分のためにも、ときには仕事を断って他の人に振るように心がけてみてはいかがでしょうか。