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フリーランスの個人事業から飲食業へ転職

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不況でクライアントも減り、震災が決定打となり転職を決意

転職前はフリーランスで個人事業をしていました。

雑貨関連の企画・卸しが主でな業務で、開業して約10年ほど続けていましたが、経費がかさみ年々売り上げが減り線ってきた頃に東北大震災に見舞われ丁度悩んでもいた時期だったので、転職を決意しました。

年齢も40代ですし、転職しようとした職業は若い頃アルバイトした程度の飲食業です。

転職は正直なところではかなり不安でしたが、そのまま継続していても将来が見込めず、日本の経済が持ち直すような予感せず、結果的には震災が決定打になったと思います。

実際に減っていたクライアント数が更に減り、政権交代前の不況下の時期、流れとしてはやむを得ない状況でもありました。

年齢とキャリアの壁もあり転職活動は難航

求人サイトを中心に一日中、会社の求人募集情報を見て正社員での雇用形態で探してみましたが、探し方に問題があったのか、それとも希望する職業を絞り過ぎたのかなかなか前に進むことはできませんでした。

途中からはサイトで今まで通りにチェックしたり問い合わせをしたりはしていたものの、このままでは時間を使う割に情報が得られず成果が上がらないと思い、転職サイトではなく同時に興味がある会社やお店に直接電話で問い合わせをするようになりました。

年齢的とキャリアを考えると、正規のルートで採用されるどころか面接にこぎ着けるのが精一杯です。

せめてアルバイトでも構わないのでその業界に関わり仕事のノウハウやスキルを積みたいと考えたのですが、そのアルバイトでの採用すらしてもらえませんでした。

時には電話の向こうであざ笑っているかのような対応があったり、真剣に問い合わせたサイトでの質問欄の返答も何日経っても返ってこないこともざらにありました。

またそのほとんどは一流企業やホテルや店舗などだったので、対応がないことに落ち込み、同時に転職の大変さを思い知りました。逆に真剣さが増したような気もします。

少ないが確実に毎月収入がある点は安心できる

現職場に採用されるまで時間がかかっただけに、毎日が真剣勝負そのものです。

以前の仕事の方が稼げる時は楽だったと思うのですが、少なくとも毎月安定した収入があること、これは事業主の頃とは大きく異なり精神的にプラスでした。

もちろん今後の生活の保証はありませんが、デスクワーク中心の仕事より体を動かす飲食店の仕事の方が性に合っていると思います。

自分よりも若い人達が多いので、表向きは仲良くできてもそれほど深い繋がりはないというのが実感です。自分のスキル向上が目標なので問題はないのですが、やはりどこか寂しさは感じます。

若い頃も転職したことがあるにはありますが、その頃は人の紹介や勧めがあり、今回ほど厳しく感じたことはありませんでした。

若い世代の方々には当てはまりませんが、雇用側も雇用される側も年齢が高くなるといろいろ考えると思います。スムーズでなくてもそれを現実的に受け入れる覚悟は必要です。

困難な状況で転職活動を続けてもそれが長引いた時に冷静さを保てるか疑問ですが、一定期間かかると想定し、我慢強く取組むのであればやってみるべきことはたくさんあると思います。

新しいことが学べる、という意識を持ち転職活動を頑張ってみてはいかがでしょうか。