履歴書は手書き?それともエクセルで作る?
2014年4月18日
履歴書は手書きが基本!!
そう教えられてきた人も多いのではないでしょうか?
筆者も、昔ハローワークでそう言われたことがあります。
でも、時代は変わりました。
パソコンを使える人が増えてきて、今やパソコンで作った履歴書もかなり多いんですよ。
そこで、ここでは手書きとパソコン、それぞれの特徴を紹介しましょう。
手書きの履歴書、メリット・デメリット
気持ちが伝わりやすい
パソコンで打ち込んだ活字というのは無味乾燥に感じられるのに対して、手書きの場合は気持ちがこもっているような印象を受けるものです。
たとえばショップからのDMなんかでも、一言だけでもスタッフの手書きのメッセージが書かれていたら嬉しくなったりしますよね。手書きには手間がかかっていることも分かりますから、「このひと手間をかけてくれたんだな」というのが嬉しいものなんです。
人柄が伝わりやすい
文字は性格を表すとも言われます。実際、友だちの文字を見てみると、その友達の性格にぴったりだな、と思うことが多いのではありませんか?
大きな文字を書く人は豪快でエネルギッシュな印象ですし、小さい文字を書く人は控えめで繊細な印象を持ちます。
読みにくい
一方、手書きの履歴書というのは読みにくいです。
パソコンで書かれた文字に慣れてしまったわたしたちは、どうしても手書きの文字を見ると読みにくいと感じます。キレイな字であっても、それでもパソコンの文字の方が読みやすいように思ってしまいますよね。
パソコンの履歴書、メリット・デメリット
読みやすい
パソコンで打った文字は、大きさも書式も揃っているので読みやすいです。普段活字慣れしている人からすると、手書きよりも何倍も読みやすいように感じると思います。
文章の質を高めやすい
手書きの場合は、何度もメモ用紙に書きながら推敲を重ね、それから清書します。
一方パソコンの場合は、実際に履歴書に打ち込みながら推敲できるので全体のバランスも見やすく、手書きよりも上手な文章を書きやすくなります。
もちろん、誤字脱字もすぐに見つけられますし、自分で書けない漢字でも一発で変換できるというのは魅力です。
対してアピールにならない
パソコンで履歴書を作るのは、「わたし、パソコンできます!」というアピールにもなります。
ただ、実際にはそこまでアピールにはなりません。たとえば、誰もパソコンが使えないような職場であれば重宝されるでしょうが、パソコンなしにはできないような仕事の場合は履歴書が作れるぐらいでは何のアピールにもなりませんよね。
履歴書のテンプレートはネットでもダウンロードできるのですから、文字入力さえできればパソコンで履歴書は作れます。
手書きとパソコン使い分けよう!
昔は「履歴書は手書きに限る!」なんて言われていましたが、今はそうではありません。
正直、特に指定が無い限りはどちらでも大丈夫です。
ただ、できれば使い分けるのが良いですね。
大手の会社や、特にIT関係などの場合はパソコンの方が喜ばれることが多いです。
一方、小さな会社や、パソコンを使わない仕事の場合は「手書きの方がいい」と考えている採用担当者もまだまだたくさんいます。
実際には手書きだから採用されない、パソコンだからダメ、なんていうことはありませんが、使い分けることによってより採用される確率も高くなると思うので、今まで手書きばかりだった人も、パソコンの履歴書に挑戦してみてくださいね!