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建設会社から病院の介護職員へ転職

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建設業界は不況の煽りを受け、興味のあった医療業界への転職を決意

大学での専門が農業土木だったので、卒業後の勤務先は建設会社でした。

主な業務は施工管理で橋脚や下水道工事、時には災害復旧の緊急工事などに携わることもありました。

もともと物づくりが好きだったので、自分の仕事で構造物が出来上がるということにそれなりに満足感もありましたが、20代も後半に差しかかった頃、次第に医療に興味を持つようになりました。

医療業界で働く家族が多く、その影響を強く受け、興味があったのだと思います。

ちょうどその頃、世間では不況の真っ只中で特に建設業界は不況の煽りをもろに受けていました。もちろん私の勤める事業所も例外ではなく、社内ではリストラの噂も絶えませんでした。ボーナスや給料も減少傾向にあり、私は業種転換し医療業界への転職を決意したのです。

経験者でなくても介護業界で採用されました

建設会社を退職後、希望する医療関係や福祉関係の職を求めてハローワークに通ったり、求人広告に目を通す日々が始まりました。

もちろん医療関係や介護福祉士などの資格など1つも持っていません。しかし、探すと資格がなくても働ける病院がいくつかありました。

その中で私が注目した求人は新聞の折込チラシに掲載されていたもので、勤務地が自宅からも近く以前から知っている近所の病院での介護スタッフの職員募集でした。

職種は介護職で雇用形態は正社員です。給与は建設会社にいた時より下がってしまいますが、チャンスと捉え応募することにしたのです。

施設に電話をし介護福祉士の経験や資格がないことを伝えた上で応募したい旨を伝えると、面接をぜひ受けに来てくださいと言われ、数日後には履歴書を携え、面接を受けに行きました。

終始和やかなムードの面接だったのがとても印象的だったのを覚えています。その面接の最後に、面接官の方が面接の目的について説明してくれました。

その目的はただ一つ、人柄の確認とのことでした。結局面接の場で採用決定が告げられ、私は希望していた医療業界の中の介護業界での第一歩を踏み出すことになったのです。

収入は減ったが残業も少なく体力的にも楽な介護の職場

介護の仕事が未経験だった私にとって、最初は戸惑うことばかりでした。しかし1年も勤めると介護の仕事内容にも慣れ、施設の利用者の方達と会話を楽しめるようになりました。

建設会社にいた頃とは異なり、あまりプレッシャーのようなものを感じる場面はありません。また、残業がほとんどなく体力的にも楽なことが、転職して良かった点です。

転職して少し残念なことは、収入が減ってしまったということです。建設会社にいた頃と比べると2割以上月給が減ってしまいました。

よく言われている介護職員の給与が少なすぎるというのは事実で、高収入を求めて辞めていく介護職員が多いことをとても残念に思います。

転職するには様々な理由があると思います。収入や待遇、夢など人それぞれその理由はことなります。ただ、転職後に自分の思い描いた転職ができなかったという事態はできる限り防ぎたいと私は思っていました。

そのような事態を防ぐためには、転職後のビジョンをしっかりと持つことが重要だと思います。ただ漫然と転職するのではなく、転職後どんな自分になりたいか将来像を描きながら転職活動に励めば、転職に成功する確率が上がるのではないでしょうか。